昨日は年に1度の恒例ホームパーティを行った。
香港赴任時代の友人3組の輪番制で、30年以上も続けているこの会だが、
4年前、その内のひと組のご主人が若くして亡くなり、
昨年末、我が家のダンナが海外赴任になったことで、
しばらく休会することになっていた。
しかし、その後、思いがけず5月に我が家のダンナが帰国したので、
また、復活させようと思い、みんなに声をかけ来ていただくことにした。
「また、日本に戻ってきたからよろしくね」というパーティの趣旨だったのだが・・・。
ところが、またまた、思いがけず数日前、ダンナの再就職が決定した。
今回は10月にバンコクに赴任することになったのだ。
というわけで、
急遽、夕べのパーティはダンナのフェアウェルパーティという名目と相成った。
急遽、夕べのパーティはダンナのフェアウェルパーティという名目と相成った。
これから延々と続く退職後の暮らしについて
それぞれが悩みを打ち明け、おしゃべりで憂さを晴らすはずが、
65にして再就職が決まることもあるという喜ばしいニュースがあったためか、
パーティは夕方5時に始まり、夜更けて12時に終わるまで、大いに盛りあがった。
私は「三度の飯炊きばばあ」ともあと少しでお別れだと思うと、
いきおいパーティ料理にも力が入り、
到底食べきれないと分かっていても、たくさんの料理を作り、
自作の器に盛り、ブログにアップするため写真に収めることに余念がない。
ではでは、その数々をご紹介させていただこう。
まず、1品目
フェッタチーズのオリーブオイル漬、ミニトマト、巨峰の干しぶどう、牛タンペッパー
これは料理の手作り部分ゼロ 作ったのは器だけ
2品目
ジェノベーゼのじゃこのせトースト
フランスパンにジェノベーゼソースを塗り、じゃことチーズをのせてトーストしたもの
自作の長い皿は横45㎝もある
自作の長い皿は横45㎝もある
3品目
生ハム入りカプレーゼ
カプレーゼだけだと味が生温いので、生ハムも重ねて塩味をプラス
エキストラバージンオイルとバルサミコをかけて
4品目
三つ葉入り枝豆バーグ
夏の定番 枝豆と三つ葉がたっぷりの和風ハンバーグみたいなもの
お皿はハスの葉の形
5品目
ほうれん草とスモークサーモンのキッシュ
十八番料理のキッシュ 今回はほうれん草、生しいたけ、ベーコンの他に
スモークサーモンも入れ、バージョンアップ
ここまでが前半戦?!
6品目
冬瓜のカニあんかけ
冬瓜を白だしで煮含め、ずわい蟹の正肉と枝豆のあんかけにしてある
前日に作っておき、冷やしていただく
7品目
冷や奴の山形だしあんかけ
夏野菜を細かく刻んだ山形の郷土料理『だし』を冷や奴にのせたもの
8品目
ささみのフライ 梅しそ味とチーズしそ味
定番料理のささみのフライ 千切りキャベツとオクラは軽く塩味で
初めて作った大皿は天目釉をかけてある 揚げ物がよく似合う
9品目
生メカジキのマスタードソース
メカジキのムニエルに粒マスタードをきかせたホワイトソースがかかっている
まったくの洋食だけど、織部の大皿に盛ってみた
10品目
ポークフィレの香味野菜あえ
下味をつけたフィレをさっと茹で、香菜、セロリ、バジルなど香味野菜と和えたもの
にんにく醤油にはレモンがたっぷり入るので、さわやかな夏の一品
大皿は最新作で『水辺のホタル』という銘で秋の展覧会に出品予定
11品目
パイナップル入りタピオカココナツミルク
おもたせにケーキや和菓子をいただけると想定し、冷たいスイーツを用意
予想どおりミニどら焼とアイスクリーム入りロールクッキーを頂いたので
最後はみんな平らげ、満腹中枢崩壊。
アルコールもビールに赤ワイン、シャンパンなど
朝起きたら酒瓶がゴロゴロ。
ダンナはこんなに飲んだ記憶はないなどと馬鹿なことを言っており、
やっぱり決まったばかりの再就職は嬉しいんだなと推察する。
こうして、今年も飽食の一夜が無事終わったが、
来年の夏、ダンナがバンコクにいるなら、また休会になってしまうだろう。
行きたいところには行く。
食べたいものは食べられるときに食べる。
明日は野となれ、山となれ。
人生、常なるものは何も無し。
歳をとっての財産は筋肉なり。
筋肉がなければ、行きたいところへも行けないし、
食べたいものも食べられない。
かといって、こんなに食べたら体に毒かも。
わかっちゃいるけど辞められない。
馬鹿は死ななきゃ治らない
馬鹿は死ななきゃ治らない
嗚呼。
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