2018年4月4日、いよいよクロアチア旅行が始まった。
旅のお供は今回もKさんだ。
元はといえば、次女のママ友だったKさんが
10年前から、私の海外旅行の盟友となった。
前回のブログにも書いたが、Kさんとはプラハとウィーンを皮切りに、
トルコ、ヨーロッパのいいとこ取りツアー、イタリア、スペインにご一緒している。
プラハの時は私の版画のグループ展に参加するという形だったので、
私の友人はKさん含め6名、我が家のダンナも一緒で、
ふたりで旅行にいくという形ではなかった。
今回、そのプラハが2008年だったと知り、月日は流れたとつくづく感じた。
その間にKさんとは「たび友」として、私達の旅のスタイルを完成させてきた。
そこの価値感が合うからこそ、
ここまで続けて同じ人と、毎回、10日間を喧嘩ひとつなく過ごせるのだ。
まず、旅の立ち上がりの1日2日は
徐々にリズムを思い出しながら、旅のテンションを上げていく。
それにしても今回のクロアチア旅行は、とにかくたどり着くのに時間がかかる。
まず、羽田発12時5分のルフトハンザでフランクフルトヘ。
そこで、飛行機を乗り換え、オーストリアのグラーツに到着したが23時5分。
(まだ、クロアチアはおろか、最初の観光が始まるスロベニアにも着いていない)
そこからまた迎えのバスで210キロも走って、ホテルに着いたのが26時30分。
って、それは現地時間の夜中の2時半だ。
ヨーロッパとの時差は夏時間だから7時間なので、
ちなみに夜中の2時半は、日本の朝の9時半。
そこまでが移動に要した1日目だ。
移動だけで早くも日付は変わって4月の5日。
遂に、こうして長い長~い1日からクロアチア旅行は始まった。
ホテル到着後、スーツケースを受け取り、お風呂のお湯が出るかを確かめ、
いつも初日は私が先にシャワーを使い、次にKさんが使って、そそくさと寝る。
(以後、お風呂とバスの席の窓際か通路側かは順番にが、私達のルール)
真夜中の2時半に着こうがお構いなしに、朝8時半にはバスが出発する。
なので、モーニングコールは6時30分。
スーツケースをドアの前に出すのが7時30分。
そんなお疲れ感満載の2日目の朝食時から、
ビュッフェスタイルでお皿に取ってきたアイテムを前に、
「まずは笑顔で記念写真を撮る」
それが私達の旅の始まりだ。
最初の観光地はスロベニアのブレッド湖とブレッド城。
そして、午後は100キロ移動して、素晴らしい規模と景観のポイストナ鍾乳洞へ。
旅の初日は曇り。気温も7~8度と肌寒い。
私は皮のジャケットの中にキルティングのベストを重ね、
鍾乳洞の寒さに耐えられるよう、防寒対策を施した。
お天気もいきなり晴天とはいかず、かといって傘をさすことはなく、
つい昨日まではずっと雨だったと聞かされ、
今年は3月になっても雪が多かったと知り、
『やっぱり私達は晴れ女だ』と確かめ合った。
徐々にまたふたりで遠くまで来たことの喜びを噛みしめ、
心と体のエンジンをふかして加速する。
ややぎこちない朝食の写真から、少しずつ笑顔も増して、
午後には写真用ポーズも大きくなっていく。
さあさあ、始まり始まり。
今回のクロアチア旅行は何が起こるのか、どんな景色が待っているのか、
同行の20名のメンバーと添乗員さんはどんな方達なのか、
期待に胸を弾ませ、旅は静かに始まった。
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