12日から14日まで旅行に出かけ、
夜8時過ぎに帰宅したら、
家に友人が掘った新筍が届いていた。
ブリブリに太った新筍が3本。
朝、採ったものを夕方に届けてくれたらしい。
実は11日に友人からは電話があり、
「今から筍掘りに行くから夕方届けます」との
事だったが、
その日は旅行の前日で、
届けてもらっても下処理ができないと
お断りした。
筍は昨年の今頃にもやはり掘りたてを
いただいたのだが、
とにかく来たらすぐに1時間半ぐらい茹で、
その後、ゆで汁に一晩つけておかなければならない。
そして、案外足が速いので、
すぐに調理した方が美味しく食べられる。
旅行前日にもらってもそんな作業はできないし、
旅行から帰ってすぐも
体力的に大変だ。
しかし、有無を言わさず、
筍3本は凄い迫力で
「さっさと茹でておくれ」と催促している。
しかたなく旅装を解くなり、
米を3合とぎ、
とぎ汁を作って唐辛子を入れ、
大なべ2台で筍を茹でた。
15日は新作の本摺りに備えて
絵具を調合したり、和紙を湿したり、
土日は新作の本摺りをしたいと思っているので、
筍料理に時間をかけている場合ではない。
しかし、お礼の返信に、
持ってきてくれた友人は
料理上手のきみのさんがどんな料理を作ったのか
写真に撮って送ってくれたら
レシピの参考にすると言ってきた。
そんなの社交辞令だとは分かっているが、
変に律儀の虫が騒ぎ、
結局、金曜のランチから、
あれこれ筍料理を作ることにした。
まずは王道、
「筍との土佐煮」と「若竹のお吸い物」
金曜の夜は
「新筍の青椒肉絲」
「筍とアスパラガスの香草パン粉焼」
土曜の昼は
「ゴロゴロ筍炒飯」
土曜の夜は
「新筍と豚肉の中華炒め」
これで、いただいた筍を3分の2ぐらい
消費した。
後は火曜日のシポリンワークに持って行って
筍ご飯でも炊こうかと思っている。
旅先では桜の満開を堪能し、
その土地ならではの名物をいただき、
帰ってきたら朝採れの新筍が待っていた。
それを和食、イタリアン、中華と
手を変え品を変え
様々な料理法で楽しむことが出来た。
つくづく春は心浮き立つ季節だと思う。
日本人に生まれてよかった。
桜 万歳!
筍 万歳!
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