2022年8月2日火曜日

病み上がり娘のためのばぁばご飯

 




















猛暑の東京へばぁばご飯を作りに行った。

先週は高熱を出した孫1号も
PCR検査の結果は幸い陰性で、
今は平熱になり、保育園にも行っている。

孫2号の方は相変わらずのひょうきん者で、
にこにこしながら旺盛な食欲で
なんでもよく食べてくれる。

今日は娘も新しい部署に変わった2日目で、
出社したので、私は留守宅に忍び込んで、
ひとり黙々と調理にいそしんだ。

夕方5時半、にぎやかに3人が帰宅すると、
まず、志帆が走り寄ってきて、
手紙を渡してくれた。

「おおままごはんつくってくれて
ありがとう
おおととごはんはこんでくれて
ありがとう」
と、書いている。
(ときおりの鏡文字はごあいきょう)

実際はおーままが運んだわけだが、
ママが
「今から、おーままがご飯作って、
おーととが持ってきてくれるって」と
発熱中の志帆に話したところ、
39℃の熱の体で起き上がり、
この手紙を書いてくれたという。

なんという健気!

おおととに見せてやろうじゃないか!

先週の事件は
思い出すだけでムカムカするが、
志帆がおおととが運んだと思っているなら、
わざわざ違うと言うこともないかと
出そうになる言葉を飲み込んだ。

それにお茶のお社中のみんなや
バス旅行に行った友人、整体の先生など、
先週お目にかかった皆さんが
私以上に憤慨してくれたので、
少しはクールダウンしたし…。

留守宅では
ずいぶん手間暇かけて
9品ほど作ったが、
まだ、志帆の食欲はイマイチで、
彼女がリクエストした
「ほうれん草のピーナツバター和え」と
「キャロット・ラぺ」
「ミネストローネ」
「オクラと山芋の白だし和え」
ぐらいしか食べてくれない。

「とんかつ」は2口だけ。

一方、
由依の方はお替りお替りと催促して、
「鶏モモのネギ塩」
「キャロット・ラぺ」
「オクラと山芋の白だし和え」
「オクラのフライ」を
ガツガツいく。

帰り際、
由依は数日前に2歳の誕生日を迎えたので、
2歳児用のお洋服をプレゼントしたが、
ママ曰く、
「由依は2歳児用だとパツンパツンなので
3歳児用じゃないと入らないのよ」とのこと。

長さは2歳児、太さは3歳児。
どすこい娘にも困ったものだ。

今週は保育園でも娘の会社でも
コロナ陽性者が数名出ている状態らしく、
もはや濃厚接触者は追わないので、
自己責任で判断するようにと
言われているとか。

横浜まで帰ってみれば、
3年ぶりのみなとみらいの花火が
今まさに打ち上げられているところで、
近所の人たちがそこかしこで外に出て、
夜空を見上げていた。

みんな、コロナに対して、
いい加減しびれを切らし、
猛暑の夏におっかなびっくり
楽しみを見出そうとしている。

なったらなった時というほど
開き直れる歳でもないが、
何とかクーラーかけて美味しいものを食べ、
キンキンに冷えたビールを飲んで
コロナと熱中症を乗り切ろうと思う。





































0 件のコメント:

コメントを投稿