今日は孫2号・由依の3歳の誕生日。
たまたま日曜日だったので、
当日の誕生会となった。
また、私の子供2号・ヨーコも
2日違いで誕生日を迎えたので、
合同の誕生会だ。
ふたり目の子供というのは何かと不憫なことに
なりがちで、
なんと去年の由依の誕生日会はなかった。
まったくの親の都合だと思うが、
本人にしてみれば
「なぜ私の時はなかったの?」と
のちのち突っ込まれても仕方のない事態なので、
今年はおんなじ女の子ということで
孫1号・志帆の時と同じスタイルで
お祝いすることになった。
オーママへのプレゼントのリクエストは
サンダルをということなので、
サイズやデザインなどのこともあり、
事前にLINEでやりとりして
NIKEの可愛いサンダルを携え、出発。
(実は少しまだサイズが多き過ぎたが
気にいったご様子で部屋を走り回っていた)
到着すると
いつものように子供2号のヨーコは
1号に手伝うよう駆り出されていて、
キッチンでサラダの仕上げをしていた。
女の子ふたりの姉妹というのは
あるパターンがあって、
子供たちふたりはいつも偉そうな姉と
家庭的で従順な妹というパターン。
孫たちふたりは正に「さつきとめい」で
お姉ちゃん風をビュンビュン吹かせ
世話を焼きたがる姉と
自由奔放に生きている妹というパターンだ。
ここのところというか、生まれつき、
孫2号は1号に比べると
とにかくこだわりが強く、
こうしたいと思ったら貫こうとするタイプ。
けれどさすがに今日ばかりは
みんなが自分の誕生日に集まってくれていると
しっかり分かっているので、
終始ご機嫌さんだ。
つい機嫌が悪かったり、二人目というだけで
写真の数が少ない次女を
この日ばかりはたくさんのスマホのカメラが
追いかけた。
色白でぷくぷくしているせいか
なぜか腕を組んだりすると
社長感が半端ないが、
そのどすこいぶりが由依のいいところ。
案外、緊張しいで最初の頃の表情は硬いが
プレゼントを開封したり
ケーキを食べる段になると
自然に嬉しそうな表情になった。
恥ずかしがり屋の子供2号へも
私から
ちょっと有名なルームウェアをプレゼントすると
思いがけないプレゼントだったらしく
こちらもやはり嬉しそう。
だんだん大人になると、誕生会は
やっても外食とかで済まされてしまうが
何かプレゼントのアイテムがもらえるのは
嬉しいものかもしれない。
選ぶ側もあれこれ迷って楽しかった。
誕生日。
それは1年に1度巡ってくる記念日。
ようやく生まれて3年目の由依。
生まれて30数年目のヨーコ。
毎年、だれもが何らかの形でお祝いし、
新しい1年をがんばろうと思えたら
それは素敵な誕生日。
暑いだの忙しいだの言ってパスしないで
ちょこっと「おめでとう!!」の言える
ゆとりが大切だと思った。
今、話題の映画「君たちはどう生きるか」を
観てきた。
実は2回目だ
1週間前に1回、観たが
ブログに感想を書けるほど
理解できずに、昨日、もう一度観た。
しかし、深読みしようと思っても
宮崎駿の真意は全くつかめなかった。
10年前、『風立ちぬ』を発表し、
その後、宮崎駿は引退を表明した。
しかし、今回、それを覆して
最後の1本としてこの作品を世に送り出した。
これまでの映画発表の形式とは違い
「スタジオジブリの単独出資」という形で
スポンサーを募らず、
よって物語の内容についても
まったく開示せず、
宣伝広告も一切行わずに7月14日に封切られた。
すでに始まって2週間経ったので、
メディアではその内容をネタバレありの形で
いろいろ検証されているのだが、
そこまでいってもまだ、
何が言いたい映画なのか、
難解すぎてよくわからないというのが実際だ。
主人公は牧眞人という少年。
第二次世界大戦のさ中、病院の火事で
入院中だった母親を亡くした少年は
翌年、父親が経営する軍需工場のある田舎町に
引っ越しをする。
駅には母親そっくりの妹・夏子が迎えに来ていたが
少年は素直に夏子を新しい母親とは
認められない。
大きな屋敷では軍需工場で得た利益を享受している
特権階級ならではの豪奢な暮らしぶりで
何人ものばぁやが家事を分担している。
そんな人間界と繋がるアオサギ。
(ポスターに描かれている唯一の登場者)
裏庭の塔の奥には
人間界とは別の世界が…。
下の世界では若い頃のばぁや桐子が漁をしながら
石室の墓守をしている。
そこでは白いぷにぷにしたわらわらなる生き物がいて
お腹いっぱい魚のはらわたで滋養をつけると
ぷかぷか舞い上がり
上の世界で人間の子どもになって生まれるらしい。
下の世界にはインコの王国があり、
人間のように大きく膨れ上がった姿をし、
インコの王様が統治している。
若き日の母久子はひみ様と呼ばれており、
子どもの頃、裏庭で突然姿を消した。
塔の中に消えたという。
その世界で、ひみ様は火を自由に操ることができる。
塔に入り込んできた眞人とアオサギは
ひみ様と出会い、
自分が後に若くして死んでしまうと知るが、
「短い人生でもいい家族に恵まれたのなら
それでいい」と眞人に告げる。
その頃、石屋の産屋では
夏子が眞人の弟か妹を産もうとしていた。
当時、出産は出血を伴う不浄のもの。
夏子はひとり、下の世界に子を産みにきたのか。
とまあ、断片的に起こったことを書いてはみたが、
終始、「どゆこと?」という疑問が
頭をとびかい、
結局、2回観たけど
宮崎駿の言いたかったことは分からず終い。
1回目は宮崎駿が齢80を間近にし、
死というもの、輪廻転生、
戦争がもたらす弊害、自分のルーツとは何か
あたりがテーマに違いないと踏んで、2度観たが、
なんだかすっきりしないまま
ますます何が言いたかったのか分からず
迷宮に迷い込んでしまった。
パンフレットも映画の興行がすべて終わってからしか
発売しないというので、
当分、解明されないままということになる。
ひとついえるのは
夏休みだからといって、
子どもを連れて観に行っても
小学生には絶対無理だと思うし、
今どきの中学生や高校生も何を感じ取れるか。
これまでのスタジオジブリ作品とは
全く違う作品だということはお伝えしておく。
ただし、映像はいかにもジブリ。
人間も鳥の化身達も
建物や風景の描写もとても素晴らしかった。
あまり深読みしようとせず、
新しいジブリワールドを楽しめば
それでいいという人はどうぞ!
一昨日、関東地方もようやく梅雨明けした。
今年は7月に入ってすぐから
暑い日の連続だったので、
早く梅雨明け宣言を出せばいいのにと
思っていたが、気象庁は意外と弱腰だった。
いざ、梅雨明けとなったら、
待ってましたとばかりの猛暑日続き。
何だか、もうすっかり夏バテモードだ。
私はやや喉風邪をひいていて
喉がエグイし、
睡眠が細切れで睡眠不足だ。
連日、猛暑の割にはイベントや仕事が盛り沢山で
昨日も整体にいったが
今までのワースト記録を更新する勢いで
体中がバキバキだった。
それでも容赦なくばぁばご飯の日はやってくる。
娘たちの家族も
孫1号の風邪はなかなか治らないし、
孫2号は食欲だけは失せないが、
3歳(直前)児特有の
なぞの機嫌の悪さを発揮して
今朝も大立ち回りがあったとかで、
長女は辟易とした様子だ。
婿の立て込んだ仕事は相変わらずで
その分、長女はワンオペ育児にならざるを得ず、
夫婦仲さえ風雲急を告げている。
3歳年上の女房は完全なかかあ天下だ。
子育て世代のあるあるといえばそれまでだが
本当に猫の手も借りたい忙しさなのに
どう時間をやりくりすればいいのか。
その上、この暑さゆえ食欲は減退の一途だ。
そんな時のばぁばご飯は
題して「目で食べるご飯」
彩り鮮やかな夏野菜をふんだんに使い、
ビタミンカラーで食欲増進作戦だ。
夏といえばのとうもろこしやナス
枝豆やトマト、大葉などを使って
あまりこねくり回さず
シンプルに色鮮やかに食卓に並べようと思った。
「焼きトウモロコシ」
「大葉とチーズ入りささみのフライ」
「たこと山芋、わかめの中華サラダ」
「枝豆入り五色の春雨サラダ」
「焼きナス」
「生サーモンと野菜のバター醤油炒め」
「手羽元のオーブン焼き」
「ブロッコリーのオムレツのせ」
「具だくさんけんちん汁」
以上9品
黄色・緑・濃緑・赤・紫・オレンジ・白など
原色の並ぶパレットのように仕上げるには
油やバターなどを使い短時間で
調理することで照りとツヤを出す必要がある。
味も5つの要素の内、
特に酢っぱいものをうまく取り入れ
食欲を刺激したいところだ。
春雨サラダのドレッシングは
かなりの酸っぱさにして
具の錦糸卵に砂糖を入れることで
バランスをとっている。
生のトマトも酸味と甘みの両方があるので
あっちにもこっちにも散りばめてみた。
栄養素として海藻類が不足しがちなので、
タコと山芋の中華サラダと
けんちん汁にも入れたので
いつものけんちん汁より具沢山である。
保育園では今、ヘルパンギーナの流行が
一時下火になってはいるけど、
夏風邪をひいている子が多いとか。
先週は長女も熱を出したし、
今日は私のクライエントさんが介護している
お父さんがコロナになったとの連絡があった。
彼女は濃厚接触者ということなので、
来週のカウンセリングをどうするか
相談の電話だった。
2023年夏、ただ暑いだけじゃない日々。
熱中症も怖いし、コロナも怖い。
だけどあまりに暑いのでマスクは外した。
熱風を吸い込みながら思うこと。
しっかり食べてしっかり寝る。
それに勝る良薬なし。
7月21日金曜日、
友人に誘われ、
四ツ谷の「すし匠」というお寿司屋さんと
表参道の太田記念美術館で開催中の
「ポール・ジャクレー展」に行ってきた。
「すし匠」は場所が四ツ谷という遠方でもあり、
ふたりとも初めてのお寿司屋さん。
江戸前寿司の名店とかで、
夜に正面きって行ってしまうと
目が飛び出るようなお値段だとか。
しかし、お昼の「江戸前ちらし」なら
月水金の限定で、しかも40分間の時間厳守で
3000円だというので、
いったいどんなものなのか一度食べてみようと
いうことになった。
きっと敷居の高いお店だろうから
遅刻するわけにはいかないので早めにと
12時10分(こまか!)の予約に対し、
11時45分に集合し、お店を目指した。
意外やお店は四ツ谷から5分ほどで
すぐに見つかった。
通り過ぎてしまいそうな小さな店構えだ。
「ちょっと早すぎたからまだ無理ね」と
話していると、
お店の裏の戸口からいかにも寿司職人らしき
若い男性が出てきた。
「予約している者ですが…」と声をかけると
中の様子を見に行ってくれた。
「ご予約のお席はまだ空いていないんですが
小上がりのお席でしたら今すぐに
ご案内できますが…」といわれた。
とにかく小さなお店で
お客さんはカウンター席が8つ、
小上がりの小さなテーブルには2名しか
入らない。
「では、そこで」とお願いし、引き戸を開けると
玄関先にスールケースがいくつもあって
どうやら地方からこのお寿司屋さんめがけて
やってきたご一行様のようだ。
男女半々ぐらいでワイワイおしゃべりが
弾んでいる。
私達がそんな雰囲気のカウンターに通されても
居心地が悪いので、
小上がりが空いててラッキー!だ。
なんと言っても「こあがり」という響きが粋でいい。
カウンター席の面々は景気よく握りを注文し、
カウンターの向こうの若い寿司職人さんと
なんやかやと盛り上がっているので、
「こあがりが空いててよかったわね」と
私達は小声でささやいた。
しばらくして、予約しておいた
「江戸前ちらし」が運ばれてきた。
思わず「海鮮の宝石箱や~!!」と
彦摩呂さながらに叫びそうになった。
色とりどりのネタがキラキラと輝き、
中央にドーンとウニがのっている。
お汁は「シジミとあおさのお吸い物」で
通常、みそ仕立てにしそうなものだが、
素材の旨味とだしだけで味付けしたそうな。
それに各種お漬物とガリ。
「お味はついていますので、そのまま
お召し上がりください」とのこと。
たしかに江戸前寿司なだけあって
マグロ系は漬けになっているし、
白身は軽く塩がしてあるし、
タコととこぶしは柔らかく煮てある。
錦糸卵と海苔の海の上に
更にイクラがこぼれんばかりに盛ってあり
てっぺんにウニが鎮座している。
つい先ごろまで2000円だったランチが
いきなり3000円に値上がりしたと聞いていたが
まあ、これならしかたないかなと思える
豪華で手の込んだちらしだった。
私達は1時間ほどかけてゆっくりいただいた。
カウンター席から少し引っ込んでいたお陰で
寿司屋のカウンター特有の社交場のような
少し緊張感のあるおしゃべりからのがれ、
静かなひとときを過ごすことができた。
敷居が高いかもとかまえていたが
店の職人さんは予想外に若く、
老舗特有のつっけんどんな感じもなく
店を出る時も張りのある声が
いくつも追いかけて、見送ってくれた。
そこから、次はJRで原宿まで行き、
駅から徒歩5分ほどの太田記念美術館に
移動した。
表参道は強い日差しの中を多くの人が行き交い
四ツ谷駅周辺にいた人々とは
平均年齢が20ぐらい若いような気がした。
賑やかな大通りから脇の小道にはずれ、
ひっそり建っている小さな美術館。
版画中心の展示が行われているというのに
私は人生でこれが2度目のような気がする。
ポール・ジャクレーは3歳から亡くなる64歳まで
日本に住んでいて、
日本文化に精通し、日本画や歌舞伎などに
親しんでいたという。
新版画と呼ばれる木版画を始めたのは38歳ごろ。
自分は原画を描くだけで、
後は彫り師と摺り師に指示を出し
思い描く作品になるよう一緒に制作したらしい。
要は浮世絵と同じで
名前が残っているのは「絵師」だけで
後の「彫り師」と「摺り師」と「版元」の名前は
歴史上は残っていない。
しかし、浮世絵は版元が売れ筋の絵の注文を出し
絵師もそれに応える形で原画を描いていたので、
ジャクレーは版元の言いなりに創ったわけではないと
いうことが言いたいらしい。
しっかし、言わせていただければ、
私も木版画家の端くれだが、
私は絵師は元より、彫り師も摺り師も
自らが兼ねている。
版元がついているわけではないので
何を描こうが彫ろうが自由だ。
そのかわり、売ることに奔走してくれる人も
いない。
ジャクレーは今でいえば、
イラストレーターか。
ジャクレーはフランス人だけど、
日本文化に心酔しつつ、
東洋の南の島やジャワやセレベスなどの人々を
独特の感性で描写した。
メソッドが木版画という日本独自のもので
おフランスという異国のお人が
日本人とは違う目の付けどころで
アジア人の絵を描いたら
あら、なんてエキゾチック。
なんかずるいな~。
私は今日は朝から彫り台の前に座り込んで
新作の彫りをやっている。
ぼりぼりぼりぼり。ぽりぽりり。
彫っても彫っても終わらない。
いい加減、肩も凝ったし、
目もショボショボする。
どうも愚痴っぽくなっていけねえや。
ここらで一服しようじゃないか。
今日は昨日とはだいぶ趣の違う1日だ。
この三連休、
孫2人とそのママとの3人が
実家に2泊3日でやってきた。
トト(ダンナ)の仕事が立て込んでいて
子どもがいたのでは仕事にならないからと
3人が妻の実家に脱出してきたという形だ。
1週間ぐらい前に、急にそう言われ、
こちらの三連休の予定を一部キャンセルし、
あれこれ大買い出しをし、
部屋の掃除や風呂のカビ取りなどして
布団を引っぱりだした。
チビたちとはいえ、
3人が寝泊まりするとなると
準備が大変だ。
準備も大変だが、
いざ到着したとなると
もっと大変で、一気に家が賑やかになる。
孫たちは
自分の家にはないものが珍しいらしく、
まずは水彩絵の具と筆を目ざとく見つけ
お絵描きがしたいと言い出した。
こちらも子どもが遊べるようにと
サインペンのセットや色紙、
キラキラダイヤモンドのシール、
トランプやジグソーパズルなど、
いくつかのアイテムを購入していたが、
今回は私が仕事に使っている筆と絵具に
目が留まったらしい。
しかも捨てずにとっておいた
牛乳パックやパスタの箱などより
私が陶芸で創ろうと思って起こしていた型紙に
絵具で色を塗っていいかという。
しぶしぶ承諾すると
6歳はもちろんもうすぐ3歳の次女までもが
作家用水彩絵の具のチューブから絵具を出し、
嬉々として水の入ったボトルから注水している。
母親が「あ、志帆がオーママとご飯を作っている
絵を描いたんだけど忘れた」といえば、
すかさず
孫1号は写真のようなお手紙を書いてくれた。
陶芸用の型紙に色をつけたものも
なかなかの出来で
初日はお絵描きが彼女たちのブームであった。
2日目は36度予想の猛暑日であったが、
オートトが金沢八景の海の公園に行こうと
言い出したので、
3人とオートトの4人で炎天下に繰り出していった。
私はお留守番でご飯当番である。
案の定、志帆が最後に熱中症のような状態になり、
帰りはオートトがかついで帰ってきたから、
真夏に子どもを外で遊ばせるのは
もはや命がけだ。
幸い症状は軽く、やや熱っぽい程度で済み、
慌ててぬるいお風呂を沸かし、
氷水の枕を準備したりしたが、
帰ってきてすぐにおしゃべりが戻ってきたので
ヤレヤレである。
夜は採ってきた貝殻にまた絵具を塗ったり、
唯一食べられるものとして「あおさ」を
持ち帰ったので、
早速、お味噌汁に仕立てたりした。
最終日の孫たちの遊びのターゲットは
私の部屋の鏡台と中の化粧品であった。
家ではママは洗面台の前で立って化粧するので、
鏡台そのものが「女心」をくすぐったらしい。
あちこち引き出しをあけ、
遂には「これお目目のお化粧でしょ」などと
アイシャドウを見つけ、
「私もしたい」とねだってきた。
自分の娘も同じことを言ったなと
はるか昔を思い出しながら、
まずは私が志帆にお化粧してやると
次は志帆が由依に化粧するという
仲のいい姉妹の姿が、実に微笑ましい。
そして、3日目の孫のお供はオーママに
バトンタッチし、
まだ映画を長時間観ていられない孫2号は
ママとお留守番をしてもらい、
志帆とオーママとで映画鑑賞。
「リトルマーメイド 吹き替え版」は
2時間25分もの長編で
6歳でも大丈夫かと危ぶまれたが
途中、寝ることもなく、
ポップコーンを抱きしめ、
海が荒れ狂う大迫力の画面を堪能した。
志帆にとって人生2回目の映画館での映画鑑賞
オーママにとっては初の孫との映画鑑賞で
なかなか思い出深い体験になった。
まるで夏休みのような賑やかな3日間。
次女の部屋に打ち捨てられていた
かつて次女が高校生の時に友人から贈られた
ビニール製の白いおばけのお人形は、
孫たちにぎゅーっと抱きしめられたり
一緒に寝たりしているうちに、
すっかり空気がもれてしまい
終いにはぐったり床にへたり込んでしまった。
まるで3日目のオーママとオートトみたいだが
これをして
「孫は来て良し帰って良し」と
いうのだろうと理解した。
玄関先で
「楽しかった~!!次、いつ来られるの~?」
というふたりの大きな声を聴きながら
孫は可愛いという通説に
深くうなずくオーママであった。