2024年1月6日土曜日

2年越しの本焼き

 












今日は2024年初の陶芸の作陶日だった。
と同時に、
昨年12月半ば過ぎに釉薬をかけた作品が
本焼きを終え、出来あがってきていた。

これらは年をまたいでしまったので
2年越しの作品ということになる。

実際は釉薬をかけた日から今日まで、
2週間ちょいしか間は開いていないのだが、
その間にクリスマスやお正月があり、
年末年始の忙しさを乗り越えた後なので、
かなり前の出来事のように感じる。

釉薬は同じ組の友人とふたりで
日にちを変更してもらってかけた。

その日の釉薬は合計3種類しか攪拌せず、
私はそのうちの2種類しか使わなかった上に、
シリーズもので、
同じ形状をしているせいで
こうして写真に撮ってみると
大きさがイメージできないだろうと思う。

今回、焼きあがった器は
四葉のクローバー型の入れ物
(4つでひとつ)
3枚組の楕円皿
2色かけ分けの大皿1枚
薬味皿1枚
以上であるが、
大きさとしては2色かけ分けの大皿が
直径28cmあるから
いずれも大きめの作品ばかりということになる。

28㎝というと30㎝のLPレコードの大きさと
ほぼ一緒なので、
お皿としては
相当大きいと分かってもらえるだろう。

四葉のクローバーの器も同じぐらいの大きさだ。

楕円の3枚組のやや浅い鉢物は
長女宅に持って行って
ばぁばご飯の時に使うつもりで作った器だ。

すでに持ち込んだ2色かけ分けの
四角い大皿と八角大皿にプラスして
少し汁気のあるものを盛ることを
イメージして作ってみた。

四葉のクローバーの器と
今回の大皿は
来年のおせち料理の盛り皿になるかもしれない。

また、5月の陶芸の展示会にも
展示するかもしれないので
手元に置いておくことにした。

薬味皿は余りの粘土で作ったもので、
そんなに豆皿ばかりあってもしかたないが
粘土がちょこっと余っても
捨てるのもしのびないが、
とっておくのも性に合わないということで
またしてもチマチマ作ってしまった作品だ。

今日は今日とて、
新しい作品の制作をしたわけだが、
今回は展示会を意識して
飾りにひいらぎの型抜きを多用した
ティーカップ&ソーサー2組と
細長四角のチョコレート用の皿1枚、
例によって残りの土で箸置き6個を
制作した。

いつもの作陶テーブルには
曜日を変更して作陶中の会員がいたので、
隣の作陶テーブルで作業したのだが、
隣の友人が私の作陶のスピードを見て
「本当に早いんですね」と驚いていた。

いつものテーブルの友人が
「でしょー」と同意を求め、
『あおり運転禁止令』が発令されてしまった。

本人にはそんなに早いというつもりは
全くないのだが、
同じテーブルの人を焦らせるのはよくないので
以後、気をつけようと思うが…。

2024年初めての作陶は
こんな感じで3時間半、集中力を使い切り、
最後は写真の器たちを抱えて帰宅するという
恰好で終了した。

今年もまた、肩の凝ることばかり、
相変わらずの年明けである。























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