2025年6月4日水曜日

本の入稿1日前

 











6月3日、
朝と夜に本の入稿フォローのためのセッションが
行われた。

朝8時半、
担当のコーチとの1on1toと呼ばれる
1対1のミーティング。

今まで1月から入学した出版スクールでは
月に2度のペースでこうした
担当コーチによるミーティングが行われてきた。

すべてWEB上でのやりとりなので、
生のコーチに会ったことは一度も無い。
この半年で出版スクールの社長をはじめ
関係者とのやりとりはすべてZOOMで行われた。

こうして半年間、
PCスキルの乏しい生徒は、
社長の講義を受講し、WSに参加し、
何十もの課題を提出してきた。

また、コーチとのミーティングを通して
レクチャーを受け、3月4月と自分で執筆し、
今ここに1冊の本が創り上げられ、
Amazonのkindleから出版されようとしている。

本を執筆したのは確かに私だが
そこには
鉛筆ナメナメなどという昭和然とした手法は
1ミリもなく、
すべてパソコン上で原稿も打ち込み、
アップロードしたり、
Amazonとの契約書を交わしたりなど
全編、WEB上のできごとなので、
新鮮かつ驚くべき体験だった。

昨日の朝の30分の1on1では
途中まで入稿準備が終わっていたにも関わらず、
目次設定ができていなかったり、
改ページがちゃんとできていないページがあり、
スマホで見た時にズレている箇所が散見され
最後の保存ボタンを押すところまでは
全く至らなかった。

最後の1on1で入稿できる人なんていないらしく
コーチは「入稿締め切りまでまだ3日もあるから
大丈夫ですよ」と励ましてくれた。

しかし、励まされても不安は募るばかりで
ミーティングの後すぐに長女に連絡し
「目次設定に不備があるみたい」と泣きついた。

目次設定と最終の校正は長女に頼み、
もうひとつの視点があった方がいいと思っていたが
まさか、長女が担当した目次設定が
うまく作動しないなんて…。

長女も出かける予定があったけど、
母が泣きついてきたので、
急遽、対応してくれ大助かりだ。

日中は自分でできる改ページや段のズレなど
指摘された部分の修正をして、
夜8時半、今度は別のコーチがついてくれ
続きの入稿作業が行われた。

午前中に娘が手直ししてくれた目次は
無事、設定されていた。
本の目次の途中をクリックすると
電子書籍の場合、
そのページに飛ぶことができるのだが、
ちゃんと飛ぶことが確認された。

あとは62000文字もある原稿が
スマホ上でどのように反映されるのか
原稿をアップロードし、1ページずつ点検し
元のWordの原稿を開いては修正し
保存をかけ、
今度はAmazonに行って
それがどのように反映しているか確認する。
延々とその作業の繰り返しだ。

途中、
Amazonの入稿ページで
「誤字脱字はありません」という表示が出た。
62000文字、自分で校正し推敲した結果、
誤字脱字は見当たらないとお墨付きをもらったので
その表示には
何だかジーンとくるものがあった。

勝手に62000文字もの長い原稿を書いたはいいが、
出版社側の校正サービスは25000文字だけ。
それ以降の37000文字は自分で校正しなければ
ならなかった。

まずは長女に投げて見てもらったが、
最終的に文章を削ったり、長文を2つに分けたり
指摘された言い回しを変えたりするのは
すべて著者である私の責任だ。
ここ1週間、原稿と格闘した結果の
「誤字脱字はありません」だったので、
ひとまず胸を撫でおろしたというわけだ。

夜の部のミーティングで
どのようにスマホ画面に合わせて調整するかが
分かってきたので
後は自分が納得できたら
最後の「保存」ボタンをクリックするだけだ。

そのボタンを押してしまうと、
市場に出てしまうので一切、変更ができなくなる。
スマホなのか、電子書籍リーダーなのか
タブレットなのかで、横幅が違うので
どの機種にも完璧はない。

ただ、文字化けや文章のズレなどが
最小限で済むように調整が必要なのだ。

今はそれもできたので、
明日の午後、カウンセリングから帰ったら
コーチに一声かけて
最後の保存ボタンをクリックするつもりだ。

長い長いこの半年。
自分がパソコンスキルがないと
思い知らされた半年だったが、
いい勉強をしたと思う。
今は
果敢に挑戦した自分を褒めてあげたい気分だ。

ペーパーバック版は
昨日の夜のコーチが担当なので、
こちらはコーチから調整のためのお声が
かかるのを待つばかり。

つまり、明日、保存ボタンをクリックすれば
私のやるべきことは終わる。

後は本当にAmazonの検索で出てくるのか、
本当にお買い求めくださる方はいるのか、
印税はいつか本当に入ってくるのか、
6月13日の出版日を心待ちにしているところである。

皆さま、よろしく!!!











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