2025年5月27日火曜日

出版大詰めのばぁばご飯

 












1月から取りかかっていた本の出版が
いよいよ大詰めを迎えている。
Amazon kindleからの発売日は
6月13日の金曜日。

それは今年の紫陽花展の会期中にやってくる。

2か月ほど前に自分の本の発売日を申告し、
そこからタイムスケジュールを割り出し
何十日前には何をし、
ひと月前には何をするという風に決められるので
それに合わせて執筆してきた。

同じ1月に出版スクールに入学した仲間の中では
1番乗りで出版日を迎えるので
一見、順調に事は運んでいるかに見える。

しかし、実際は慣れないパソコン操作に四苦八苦、
当然知っていて当たり前のことを知らないのかと
40代のスタッフには思われていることだろう。

4月下旬には自分の執筆は終わり、
スクールの校正部門に原稿を送った。
ここからAIと人の手で原稿チェックが入り、
てにをはの間違いだの
半角や全角の統一、漢字とひらがなの統一、
文字化けしやすい数字を使っていないか、
文章のクセの洗い出しなどが
行われた。

そこに3週間もの時間が費やされ、
ようやく5月19日に原稿が戻ってきた。
25000字の原稿に対して250か所近くの
ダメ出しの嵐。

約1%の訂正要求箇所があるのが普通だそうだが、
指摘された本人にとっては
そこまで自分の原稿はダメなのかと
いささか凹んだ。

私の文章は1文が長すぎる傾向にあり、
読みにくいと指摘された箇所がいくつもあった。
文末が同じ終わり方だったり、
何々したり、何々したりの繰り返しも多い。

しかも私の本編は62000字もあるので、
その校正サービスの目の届いていない部分が
本の半分以上あることになる。

それは自分で校正するしかない。
(その校正をスクール側に頼むとしたら
別途44万円かかるというから驚きだ)

そこで、私は長女を駆り出し
62000字すべてに目を通してもらい
スクール側の注意事項を踏まえて
校正してもらうことにした。

著者は自分ではいいと思って書いているので
自分のクセには気づきにくいし、
内容的に著者の言いたいことが伝わらなかったり、
話がずれたりしている部分の発見には
他の人の目が必要だと思ったからだ。

同時期に本の表紙や本扉やイラストなども
出来上がってきた。

依頼したのは兵庫県に住んでいるデザイナーさんだ。
1回目のミーティングの前に、
自分でラフデザインを起こし
画面越しに見てもらい、
ミーティング時に全体のイメージを伝え、
デザイン画を郵送で送ったりしたせいか
いずれも意図した感じに出来上がってきた。

とても感じのいい方で、
微修正にも気持ちよく応じてもらい、
本編への貼り付け方も丁寧にレクチャーして
もらった。
今、表紙はPCのデスクトップに
イラストや本扉は原稿内に納まっている。

長女から今朝戻ってきた原稿を
今日1日、最終チェックし、
あと1~2回通しで読めば
あとは6月初めの入稿を待つばかり。

長いような短いような半年が終わる。

まだ本当の意味でどんな書籍になるのか
わからないくせに
紫陽花展のDMには出版の告知を載せた。

今は無事に入稿を済ませ、
発売日までこぎつけられることを祈っている。

体力的には限界に近く、
3月から脈は飛ぶは
意識は飛んで転倒するはで、
脳の疲労が相当蓄積している状態だ。

そんな中、今日は出版部のコーチから連絡がきて
「萩原さん、認知行動療法で2冊目の本を
出しませんか」と尋ねられた。

少し前には社長じきじきに
「萩原さん、講演会開きませんか」とも。

どこの誰に向かって言ってんだか。
私にはそんなエネルギーも、能力も残ってないが
押せば「Yes」と言うと思っているのだろうか。

今はとにかくつつがなく出版にこぎつけること
それしか頭にないので、
丁重にお断りした。

昨日のばぁばご飯も6品作るのが精いっぱい。

早く私も美味しいものを食べたり
リフレッシュ旅に出かけたりして
出版疲れを癒したいものである。


















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