今年も川崎の『玄品ふぐ』に
鰻とふぐのコースを食べに行った。
昨年も一昨年も8月にはこのコースめがけて
川崎に住む友人と共に食べに行く。
私の知っている『玄品ふぐ』のお店は
ランチタイムはやっていないから
わざわざ川崎まで出かけるのだが、
やはり夜に比べてお値段がリーズナブルなので
大助かりだ。
鰻とふぐというと
日本人が食べたくなる贅沢な食事の代表選手。
夏の暑い日には鰻、
冬の寒い日にはふぐが食べたくなる。
お寿司も同じ日本人のソウルフードだと思うが
鰻やふぐほど季節を問わない。
しかも高級なものは本当に高いけど
廻るお寿司などは安価に済む。
しかし、鰻とふぐはそうはいかない。
いずれもどうしてもそれなりのお値段はする。
それをリーズナブルな価格で
両方一度に食べられるのだから
『玄品ふぐ』の夏のうなぎのコースは魅力的だ。
しかし、私にとって
この『玄品ふぐ』のうなぎのコースが
2年連続で快気祝いのお席になってしまった。
それは夏場に2年連続
脳の手術と心臓の手術をするという
思いがけない事態に陥ったためだ。
どちらも術後には食事制限がなく
本人の食欲も全く落ちなかったので
友人に「何が食べたい?」と訊かれ
「鰻~、ふぐ~」とリクエストしたせいで
2年連続、ここに落ち着いた。
今年も大きな手術を終え、
生還したことに感謝し、
生きていることの意味や
生かされて尚、すべきことなど
鰻に箸を入れながらしみじみ考えてみた。
この悪運強き人生、
まず差し当たっては個展の成功が
目前の目標だ。
危うく心臓が止まってそれっきりだったと
しても
それまでの人生だった。
そう考えると意味深く思えてくる。
ものごとにはすべて意味がある。
『人生、袖擦り合うも他生の縁』
『一期一会』の茶道の教えを胸に刻み
個展会場に来てくださった方すべてと
思いを込めてお話ししたいと思う。
12日間の体力勝負だ。
「ミヒャエル」頼んだよ!!




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