2018年5月28日月曜日

梅雨入り前の花仕事

 
 
 
 
 
 
最近、心理カウンセリングのご要望を沢山いただき、
今月は2日に1回はカウンセラーとしての仕事をしている。
 
嬉しい気持ちと充実感がある反面、
何だかいつもファイルを持って駅前のカウンセリングルームに通っている感じだ。
 
先週末は、土曜日も日曜日もカウンセリングが入っていたけど、
週明けの今日は久しぶりに何もないので、
6月11日から始まる紫陽花展のために、新しい額縁を4本新調することにした。
 
駅前の額縁屋さんに行くと、 
嫌な予感はしていたのだが、案の定、いつも注文する額縁も値上がりしていて、
例年の価格では収まらないことが判明。
 
仕方なく、ダブルマットといって、マットを2枚使って重厚感を出していたのを
シングルマットに変更することにした。
 
宅急便の値上がりも響いて、宅配金額も上がったので、
出来上がったら取りに行くことにした。
 
バターやチーズなど、日々の食料品も値上がりしたけど、
私にとっては版木や額縁の値上がりは金額が大きいだけに本当に痛い出費だ。
これで作品が売れないければ、お先真っ暗だ・・・。
 
しかし、嘆いてばかりでは気持ちが沈む。
 
午後は気になっていた花の苗の植え替えをすることにした。
 
先週の水曜日、たくさん咲いていた白い薔薇も終わりに近づいたので、
例年通り、剪定した。
 
薔薇は完膚無きまでに剪定することで、
また、元気に芽を出し、花を咲かせるので、
大元の幹を残して、後は全部切り落としてしまう。
 
そして、とげがあるので、すべて1本1本花切りばさみでつまみ上げ、袋に入れる。
45リットル用のゴミ袋3枚分、薔薇の枝と葉っぱでパンパンになった。
 
さっぱりしたと同時に、我が家は花らしい花が何にも咲いていない庭になった。
最近は花仕事への情熱が失われて、
中継ぎの他の花を上手に植え替えるということが出来ていない。
 
数輪、しょぼい紫陽花が咲いている他は緑色の葉っぱばかりの玄関アプローチ。
 
今日は梅雨入りしてしまう前に、何とか夏の花を植えねばと
重い腰を上げた。
 
鎌倉方面まで車を飛ばして、良質な花の苗を揃えている花屋さんまで行き、
日々草とサフィニアとマリーゴールドとラベンダー、
そして土を買ってきた。
 
空気が雨っぽい匂いをさせているが、何とか曇り空でこらえているので、
降り出す前にとスコップを手に取り、植え替えに着手。
 
カウンセリングはなかったものの、
額縁屋、クリーニング屋、花屋と、朝からあっちこっちに出向いて
くるくる忙しい1日になった。
しかも、帰ってから、ずっとしゃがんで花の植え替えをしていたので、腰も痛い。
 
それでも、カラフルになって、華やかさを取り戻した玄関アプローチ。
季節の変わり目の一仕事が終わった。
 
今年の夏は例年より暑いらしい。
サフィニアと日々草は白と濃いローズピンク、そして、淡い紫。
マリーゴールドは強烈な黄色とオレンジ。
ラベンダーは紫。
 
いずれも太陽を浴び、たくさん花数を増やして、
我が家の庭先をにぎやかに彩ることだろう。
 
「仕事が忙しいのはいいことなんだから、おきばりやす!」と、
大いにエールを送ってくれるに違いない。
 
 
 

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