生後2日目、まだ、生まれて48時間にも満たないのに、
早くも新生児とママが退院した(欧米か!)
うちのダンナが車で迎えに行き、
帰りに次女をひろって、
長女の家に帰ってきた。
私は電車で長女宅に向かい、キッチンに立った。
志帆は婿殿が気を使って、遠くの公園に連れ出し、
一歩遅れて帰宅した。
つい昨日まで、しまじろうとメルちゃんを寝かしつけていた
バウンサーに、初めて見る妹・由依ちゃんを見つけると
志帆は恐る恐る近づいて、覗き込んだ。
大人たちは心配して様子をうかがったが、
志帆はベィビーのあまりの小ささに少し驚き、
突然の登場に不思議な感じを抱きつつ、
じわじわ嬉しい気持ちが湧いてきているようだった。
初めてみる私も久しぶりに見る新生児の小ささには驚いたし、
とにかくはかない感じで可愛い。
由依は出産当日に分娩室から送られてきた写真に比べ、
沐浴したせいか髪のちぢれも収まり、
顔の腫れも引いて、
きれいな顔をしている。
それにつけても顔立ちが志帆の新生児の時とそっくりで、
みんな異口同音同じことに驚きの声を上げた。
まだ、うっすらしか目を開けられないが、
少し笑うと両方の頬にえくぼが浮かび、
それもまた、志帆と同じでびっくりした。
3年前にタイムスリップしたかのような妹の誕生に
今日からまた始まる育児の記憶を手繰り寄せながら、
こうして再び、赤ちゃんという宝物を手にした
幸せがこみあげてくる。
とにかく今回は安産だったので、
母親が元気なことが、お手伝いする周囲を安心させたし、
志帆も今のところスムーズに
由依の存在を受け入れようとしている。
ちなみに志帆がご懐妊中だったブルーベリーちゃんは
「いつ生まれるの」と訊いたところ、
「今日、生まれたの」と答えたので、
志帆は由依ちゃんとブルーベリーちゃんのお世話に
忙しくなりそうだ。
私がお祝いに焼いたガトーショコラの上には
粉糖で「ゆい」の文字をステンシルした。
暑さで粉糖は少しすると溶けてしまったが、
目の前の小さな命の手応えはとても確かで、
いとおしく、美しく、かけがえのないものに感じた。
Facebookに載せた記事には本当に多くの「いいね!」と
コメント欄にたくさんのお祝いメッセージが届いた。
一度もお目にかかったことのない
Facebook上の友人からも
次から次へとメッセージが届いて、
こんなコロナ禍の出産・誕生に皆さんの温かい声をいただき、
本当に胸が熱くなる。
お祝いのご飯は
「スモークサーモンがごろごろ載った洋風ちらし寿司」
「十八番の手羽元のオーブン焼き」
「ラザニア」
「キャロットラペ」
「小松菜の煮びたし」(貧血のママのため)
「ブロッコリーのガリバタ炒め」
「ほうれん草のクリームスープ」
さあさあお母さんは貧血を補い、精をつけ、
おっぱいが出るよう乳製品と小麦粉を控え、
たくさん食べなければ。
これから毎日が育児との戦いなのかもしれないが、
まずは順調に船出できたことに感謝し、
私は管理栄養士として、
貧血ママの助っ人をしながら、
新生児のお世話ができる喜びを満喫しようと思う。
まずは、
新メンバー「由依」を
どうぞ宜しく!!
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