本日のばぁばご飯は
大して頼まれていもいないのに
オーママがひとり意気込んで
「ひな祭りバージョン」
去年のひな祭りバージョンは
雛人形のお寿司が上にのっている
菱餅型の押し寿司を作って好評だったので、
今年は「キンパ」と「スイーツ」で
華やかな女の子のお祝いの感じを出してみた。
キンパはいわゆる「萌え断」と呼ばれる
切り口(断面)が美しい代表選手だ。
ほうれん草の緑、卵焼きとたくわんの黄色、
人参の朱色、牛肉の茶色、
ご飯と白ごまの白に、海苔の黒。
すべての具材をひとつずつ味付けし、
卵焼きの黄色が鮮やかになるよう
わざわざ上白糖を家から持ち込んだ。
(娘の家はきび砂糖なので薄茶色)
スイーツは3種。
「苺のムース」と「フルーツグラタン」の
予定だったが
ホイップクリームが余ったので、
急遽「マリトッツォ」も追加した。
こちらは苺の赤、クリームの白はもちろん
たくさんのフルーツが入ってとてもカラフルだ。
どう見ても
オーママが「映え」を狙っているのが
バレバレだ。
他の料理はすべて、孫と娘のリクエストなので
みんなの好物ばかりだ。
生クリームはスイーツの他にも
「鶏むね肉のレモンクリームソース」に使った。
今日だけで計3パックの200mlの生クリームを
使用したので、
完全にカロリーオーバーだ。
いつもなら、
「ご飯が食べられなくなるから
甘いものは少しにしておきなさい」と
言われている孫たちが、
今日はポテトやチキンやスープのお替りを
ねだると
「後で苺ムースが入らなくなっちゃうよ」と
いつもとはあべこべの言われようだった。
とにかく食べたい一心の孫2号は
まだ2歳なのに
すっかりお箸が上手になって
一心不乱にポテトにかぶりついている。
孫1号も食べてる傍から目移りして
あれもこれもスイーツもと忙しい。
朝10時半からずっとキッチンに立っていた
オーママはいささか足がむくんで
お疲れモードだけど
これだけ喜んで食べてくれれば
ばぁば冥利に尽きるというものだ。
今年のひな祭りのばぁばご飯は
こうして無事にミッションクリア。
(ミッションだと思っているのは私だけ)
私も自分の娘たちのためには
ここまで一生懸命、お祝いのご飯なんて
作らなかったし、
現在、娘も仕事をしながらの子育てで
雛人形を出して飾るので精一杯という感じだ。
現役の母親はそんな余裕がないのが
現状だとしたら、
いつか、オーママがいろいろ作ってくれたと
記憶に残ってくれたらそれでよし。
なにしろ
人が美味しそうに何か食べている笑顔は
やっぱりいいものだから。
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