2024年10月1日火曜日

カーブス初日の体験談

 







遂に重い腰を上げ、カーブスに入会した。

カーブスは女性専用のスポーツジムで
1回30分、
筋トレのマシン12種類を使って
筋肉を鍛えて健康維持することが謳い文句である。

私の周囲では、パッと思いつくだけで
5~6人の友人が通っているので、
私もそろそろ始めないととは思っていた。

しかし、この夏は異様に暑かったし、
体調もイマイチで脳ドックを受けるような
有り様だったので、
なかなかきっかけが掴めないでいた。

しかし、10日ほど前からSNSで
「1ヵ月無料キャンペーン」なる広告が
頻発するようになり、
「1ヵ月、無料かぁ、やってみようかな」という
気分になってきて、
つい、ポチッと体験の申し込みをしてしまった。

それが9月の終わりかけだった。
初めてそのスタジオのドアの中に入ってみると、
そこには20人近くのおばさんが
黙々とマシーントレーニングをしていて
いささかびっくりした。

以前、長いこと、スポーツクラブに所属して
エアロビクスをしたり、
ボクササイズのクラスをとったりしていたので、
スポーツクラブがどんな感じかは
知っていたのだが、
カーブスはそれとはだいぶ趣が異なっていた。

ワンルームの部屋に
12台のマシーンとステップを踏むボードが
所狭しと並べられ、
英語の号令に従っておばちゃんたちが
せっせせっせと移動しながら
マシーンを渡り歩いていく。

年齢層が高いせいもあるが
姿かたちもレオタードでエアロビクスをしていた
イケイケ(古っ!)な感じではなく
柄物のTシャツにスウェットなんていう恰好や
カーブスのロゴの入ったTシャツに
スラックスと室内履きのスポーツシューズ、
中にはマジックテープで留めた
老人用室内履きみたいな靴の人もいる。

肩からはタオルをかけていて
マシーンによっては汗がつかないように
まずマシーンにタオルをかけて腰かける。

そのタオルもスポーツタオルの人もいるには
いるが、
何とか工務店の文字の入った白いタオルの人も
いるのではと思うぐらい、
ごく普通のタオルを首から下げている。

体験の日、一瞬、たじろいたが、
そんな暇は与えてくれずに
若い女性の早口の説明が始まったので
そちらに集中して聞くうちに
いつのまにか入会の手続きをしていた。

なにしろ、今日分かったことだが
この1ヵ月無料キャンペーンに
上大岡店だけで38名の人が参加し、
そのほとんどが入会したらしいので
そのスタッフが早口になるのも仕方あるまい。

私もそんな風に
あれよあれよと入会したひとりだが、
別にスタッフの感じが悪かったわけではなく、
これも
「思い立ったが吉日」ということだろう。

体験の日には体力測定もあって、
椅子からの片足立ちと腹筋のテストがあった。
私はスポーツジムにも通っていたし、
フラメンコやアルゼンチンタンゴも習っていた。

毎日、かなりの歩数歩いているので、
ほぼ毎日、スマホでは
「今日のムーブゴールを越えました」と
お褒めの言葉を頂戴しているので、
かなりイケるのではと、内心、期待した。

ところが、やってみると
恥ずかしくてここには書けないほど
筋力が落ちていることが判明した。

その日は本当にショックだったが、
今は「のびしろしかない」と
思うことにしている。

IKKOさんが「まぼろし~!!」と
指先を振っているのが見えた気がしたが、
無視して最初の1歩から頑張ろうと
決意を固めたところだ。

体験したその場で「種火」という名称で
カーブスが日常生活に組み込まれるよう、
最初の5回分を予約することになった。

そして、月が替わり、
10月1日、
本日がその第一回目の予約の日である。

朝10時には整体の予約が入っていたので、
横浜の整体院に行き、
先生に「これからカーブスなんです」と報告し
最近の虚血性の立ち眩みがどんなからくりで
起こるのかを説明してもらい、
「無理しないよう、運動してきてください」と
送り出してもらった。

カーブスのフロアにつくと
今日も体験の日と同じように20名ぐらいの
おばちゃんが黙々とマシーンにまたがり
腕を曲げ伸ばししたり
足を振り上げたりしている。

ここではスタッフは
下の名前で会員のことを呼ぶので、
私も「きみのさん」と呼ばれ、
「しずえさん」という方と一緒に
最初のマシーンの使い方の説明を聞いた。

自分もカウンセリングでは
クライエントさんのことを初回から
下の名前で呼んでいるくせに、
いざ、自分が下の名前で呼ばれると
ちょっと薄気味悪い。

ここにいる全員のおばさんの名前を
みんな下の名前で憶えて、
次々、声をかけていくトレーナーは
よほど記憶力がよくないと務まらない。

そんなつまらないことを考えながらも
顔は笑顔を絶やさないようにして
「きみのさん、すごくうまいです。
そうです、そうです、それでいいです」とか
おだてられながら、2巡するうちに、
肩回りの可動域も広がって
うっすら汗もかいて
なかなかリフレッシュすることができた。

説明を聴きながらなので
2巡して、ストレッチもいれると1時間かかった。
これを自分ひとりでやると
30分で1コース終わるということらしい。

軽い疲労感とあとから眠気がやってきたが、
このぐらいの運動量なら
週に2回ぐらいのペースでできそうだ。

昨日のばぁばご飯の時、
娘に「カーブスに入会して、明日が初日なの」と
報告すると
「え~、ようやく太っていることに気づいたの」と
呆れられた。

「だって、忙しすぎてそんな時間ないのよ」と
言い訳すると
「忙しい経営者はみんな朝早く起きて
ワークアウトしているよ」と手厳しい。

ここはひとつ
怖い娘にさじを投げられる前に
結果にコミットするしかない。

さあ、どこまで続けられるか、
こうしてブログでカミングアウトすることも
自分を縛る方法と思って
恥ずかしながらご報告する次第である。
乞う、ご期待!!











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