2025年4月7日月曜日

プロフィールと作品の撮影会

 













毎年、恒例の作品の写真撮影会が行われた。

1年間に作り溜めた版画作品を
ちょうどこの時期にフォトグラファーのH氏に
自宅まで来てもらって撮影している。

しかも、今年の紫陽花展は
第25回記念展なので、
メンバーの作品を葉書にして配ろうということに
なったので、
その分の作品撮影もある。

メンバーの内3人からは作品を直で
預かっているので
その分も含めると計9点の撮影だった。

更に、本の出版に向けて
著者のプロフィール写真も必要になったので、
そちらの撮影もお願いしてあった。

H氏は何を隠そう
昔、マイケルジャクソンが来日した際、
写真を撮ったという経歴の持ち主で
人物写真も得意としている。

毎年、作品を定期的に撮っている作家は
必要とあらばプロフィール写真も撮ってくれる
とあって、
私はこれまで5~6回は
プロフィール写真もお願いしている。

H氏にプロフィール写真を撮ってもらうことには
慣れているものの
最近は寄る年波についていけず
目の周りやら首やら
しわにたるみにと気になるところがたくさんある。

それはひとえにモデルの経年劣化なのだが、
それを何とかしろと言えるのがH氏だ。

ライティングをあれこれ変えて
ほおに影が出ないようにとか
首のしわが目立たないようにとか
いろいろやってくれる。

こちらは当日にぶつけて
美容室の予約をいれ、
朝からヘヤカラーをし、
マスターに写真撮影用のブローをしてもらった。

心理カウンセラーとしての著者近影なので
あんまり派手にならないように
頭のいい人に見えるようにお願いなどと
無茶ぶりをしたけど
マスターは快く引き受けてくれた。

そんな風に午前中に美容室、
午後1時から写真撮影という時間割で
作業は進んだ。

午後の作品撮影とプロフィール撮影は
洋服のパターンも2通り撮ってもらって
全部で3時間半ほどかかったが、
さて、仕上がりはいかがなものか。

1週間後ぐらいに
プロフィール写真は数ある中から何枚か
選ばせてくれるという。

あまり現物をかけ離れていなくて
美しい1枚が撮れているといいのだが…。
(現物とかけ離れると、クライエントさんが
えっ、写真と違うとなるので…)

というわけで、
目下、気になるのは作品の画像より
圧倒的にプロフィール写真だ。























2025年4月5日土曜日

上野で桜・コンサート・ミロ

 



















春爛漫、桜満開の上野に
コンサートを聴きに行ってきた。

今週は寒い雨の日が続いていたから
きっと最後のお花見チャンスとばかり
上野は凄いことになっていると予想はしていたが、
予想のはるか上をいく賑わいで
もはやここは外国かと思われるほど。

いつもの石田様フリークの友人とふたり
まずは最寄り駅で待ち合わせ、
みなとみらいや川崎を通り越し
本日は上野まで、ちょっと遠出した。

コンサート前には予約を入れてあった
上野駅構内にある
パティスリー・レカンというレストランへ。

ここは天井高の高いレトロな雰囲気の
高級フレンチレストランである。

上野には美術館が多く
それを商売につなげようと
開催中のミロ展しばりのメニューがあったので、
面白そうということになり
私達はそのコースを注文することにした。

ミロ展は目下、都美館で開催されており、
私達の目的は展覧会ではなくコンサートだったが
ミロの絵はどんな感じの作品かは知っていたので
それがどう料理されて出てくるか興味津々。

そのコースを頼んだ人向けに特別メニュー表まで
用意されていたのにはビックリした。

アミューズのちっちゃなコロッケは
ミロのオブジェが日常品の組み合わせで
創られているのにちなんで
日常的なじゃがいもとハモンセラーノを
組み合わせたとある。
かなりのこじつけ感は否めないが
とても美味しいちっちゃなコロッケだった。

前菜のスパニッシュオムレツは
ミロの代表作のコラージュ作品に
エスカルゴが出てくるので
オムレツの中にエスカルゴバターを使用し、
切り口がコラージュのようになっていた。
これまたとても美味しかった。

量は少なめなので
フランスパンをお替りして
3切いただき、ちょうどいい感じ。

メインは2つの異なるメイン素材を組み合わせ
スペイン料理のアヒージョで融合したとある。
豚バラ肉のコンフィの上に魚介類が
ゴロゴロ載っている。
やはりミロの作品の様々なモチーフが
組み合わせてあるところにヒントを得たらしい。

レストランのシェフも
ただメニューを考えるだけじゃなく
展覧会の作品にかこつけなければならないので
大変だ。

そして、運んできたウェイトレスさんも
お客に
一品一品効能書きを説明しなければならず、
これまた、一苦労だろう。

ミロ展は3月1日から7月6日まで続くので
終わるまでは、
覚えたメニューの由緒を
いちいちしゃべらなければならないというわけだ。

お陰で上野ならではのお料理を堪能し、
午後1時、
いざ、人ごみの中に突入。
桜見物の異様な人垣をかきわけ、
次なる目的地は
藝大音校の中にある奏楽堂だ。

途中、昔、私が卒業した時に
演奏会が催された旧奏楽堂の前を通った。

古い由緒ある木造建築なので、
国の重要有形文化財に指定されているが、
ホールとしては小さいので
新しいホールが建設された際に
現在の都美館裏に移築された。

昔の学び舎の正面の門を抜け、
音校側の敷地の一番奥に
現在の奏楽堂は建てられている。
2000名規模の大きなホールだ。
パイプオルガンはないが
木の材質を活かした温かみのあるホールで
さすがに音響効果は抜群にいい。

「ザ・プロコフィエフ
加藤正則と石田泰尚による」
と題されたコンサート

プロコフィエフは全くもって門外漢だったけど
藝大の学内にある奏楽堂で行われるという
この1点に魅力を感じ、このコンサートに
申し込んだというわけである。

演目は
バレエ音楽<シンデレラ組曲第1番>op.107
第6曲 舞踏会に出かけるシンデレラ
第8曲 真夜中

ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 op.63

交響曲第7番 嬰ハ短調 op.131

最初のシンデレラのお出かけ前のワクワク感と
2曲目の12時を回ってしまって
魔法がとけてしまった慌てぶりは
何とか理解できたが、
実はその次の曲は眠気との戦いが過酷すぎ
ほとんど記憶にない。

ちょうどミロの作品にちなんだコース料理が
いい具合に胃の腑に落ち
安らか~に眠りに落ちるタイミングだったのだ。

とにかく、
レストランの中と藝大構内の静けさと
桜満開の公園や駅周辺の人混みとの落差が
激しすぎて
夕方、帰りの電車に乗る頃には
ドッと疲れが出た感じ。

友人はしきりに
「いいなぁ、こんな素敵な環境のところに
毎日通っていたなんて」と感心していたが
我が懐かしき上野のお山は
本日はとにかく人・人・人で
桜どころの話ではない状態であった。

































2025年3月28日金曜日

友人の展覧会で思ったこと

 







今日は1日中、家に籠って
執筆業にいそしんでいたのだが、
昨日は1日中、精力的に出歩いていた。

朝8時半から映画を観たというのは
すでに昨日のブログに書いた通りだが、
映画が11時半に終わってすぐに
カーブスでひと汗流してきた。

その後はランチをとって、
地下鉄に乗って関内まで出て、
毎年6月に開催している紫陽花展の元メンバー
垣見久子さんの個展を観に行った。

垣見さんは御年80ウン歳。
半ばを過ぎたというから85か86あたりか。

なのにまだまだ現役で
死ぬまで自由に絵を描いて
パタッと死んでいければいいと
どこか突き抜けた境地で
抽象画と静物画の融合を目指して
筆をとっている。

ギャラリーに来てくれた人には
「誰かに何か言われても何も気にならないわ。
そんなの気にしていたら好きに絵が
描けないじゃない」といって
以前にも増して
ますます飄々とした風情だ。

垣見さんは
ご一緒していた紫陽花展のオリジナルメンバーで
2年前にグループは抜けられたが
きっといろいろな制約や人間関係から
解き放たれて
好きなように絵を描き、
好きな時に個展をするというスタイルに
1本化なさったんだと思う。

やはり誰しも年はとるので
エネルギー総量が落ちるのに合わせて
必要なものだけに絞るのは賢い生き方だ。

垣見久子展を出てからは
JRに乗り横浜に出てから
横須賀線に乗り換えて鎌倉へ。
今度は今、紫陽花展でご一緒している
穎川麻美子さんの個展におじゃました。

彼女は紫陽花展のメンバーになって
7~8年は経つだろうか。
京都を中心に作家活動をしている日本画家だ。

年の頃は50代後半か。
今、最も脂がのっていて
精力的に活動しているといったところか。

いつものグループ展では見たこともないような
大きな作品を正面の壁にドドーンと飾り、
お花の作品がほとんどの人なのに
今回は風景にも挑戦したと言って
静かな風景画も何点かあった。

きっと筆がのって
意気揚々と描いているのかなと思ったが、
画廊に来ている人には
「もうすぐ60かと思うとちょっと焦っている」
という声が聞こえてきた。

多分一番精力的に動ける年代だと思うけれど
それはそれで
今、元気に動けるうちに動かないとという思いが
あるのだろう。
その気持ちも分からなくはない。

彼女にはお子さんがいないので
より一層「私には絵しかない」という気持ちが
あるのかもしれない。
そういうエクスキューズのない状態は
余人が知りえない焦りのような感情を
湧かせるのか。
自分に甘えない覚悟のようなものを
見た気がした。

同じグループ展のメンバーでも
年齢によって作品に向かう感覚が違うなと
感じ入りながら、帰路に就いた。

はてその中間に属する私はというと
目下、今年の紫陽花展に出品する作品は
創り上げたので、
気持ちは執筆業に集中している。

カウンセリング業もそこそこ忙しいが、
脳みそが執筆というやり慣れない作業で
オーバーヒート中なので、
時折、脈が飛んで脳貧血を起こしそうになる。

これはまずいと
おばあちゃんに交じってカーブスで
汗を流したり、
時折、友人とランチしたり
映画観たりして
ストレスコーピングが欠かせない。

でもそんなことをしながらも
「これって本当にストレスコーピングになってる?」
なんて自問自答しながら
このことを
執筆中の本のどこかに活かせないか
考えているようでは
全くストレス解消になっていない
トホホな状態だ。









2025年3月27日木曜日

映画『ウィキッド ふたりの魔女』

 








だいぶ前から上映されていることは
分かっていたが
食指が動かなかった映画を
なぜか観ておかなければという思いに駆られ
観に行ってきた。

『ウィキッド ふたりの魔女』

おなじみのミュージカル
『ウィキッド』の映画実写版である。

主人公は
まだ本当の強さを知らない
後の”悪い魔女”エルファバ

まだ本当の優しさを知らない
後の善の魔女グリンダ
のふたりだ。

エルファバは緑色の肌をもって生まれたせいで
父親から疎まれ
周囲の偏見の目に苦しみながら成長する。
エルファバは足の悪い妹の世話係として
シズ大学の入学式に付き添うよう言われたが
そこで思わぬ魔力を発揮し、
校長のミセス・モリブルのススメで
一緒に入学することになる。

その時、同じ部屋のルームメイトになったのが
おキャンで皆の人気者のグリンダだ。
この役をアリアナ・グランデがやっていて
超可愛い!

ふたりは生い立ちも性格も
見た目も正反対。
最初は反発しあうが徐々にお互いにいいところに
気づき、友情を深めていく。

エルファバは自分では制御できないが
怒りの感情を持つと
魔法の力が湧いてきて
物を壊したり吹き飛ばしたりできる。

それをうまくコントロールさえできれば
優秀な魔女になると
校長先生はエルファバを見込んでいる。

一方、グリンダは女の子としての魅力を
たくさん兼ね備えていて
ピンクがテーマカラーで
お洋服から小物から部屋の内装まで
すべてがガーリーなピンク色だ。

暗い性格になってしまったエルファバと
明るく女子の武器を振り回すグリンダ。

ファンタジー映画なのだが
そのCGのクオリティの高さは目を見張る。
豪華なセットや衣装も贅を尽くしている上、
映画としてはとても長い約3時間の超大作。

予告編などでそのあたりのことは
知っていたけれど今日まで観なかったのは
何となく童話のような物語だろうと
決めつけて、魅力を感じなかったから。

しかし、なぜか今頃になって
いやいや待てよという気持ちが湧いてきて
そろそろ終わっちゃうかもと検索してみた。

案の定、最寄り駅の映画館で
英語版で観ようとすると
朝の8時30分から11時25分という回しかない。

映画館に朝の8時半に行くって
なかなかの早さだと思ったが
もはやノーチョイスだ。
幸い歩いて15分のところにあるので
頑張って行くことにした。

案の定、広い4スタはほぼ貸し切り状態、
一番後列のど真ん中で鑑賞した。

しかも、予感的中、
物語の最後、
エルファバは魔女になる決心をするのだが
そのきっかけが
「自分軸をみつけた」から。

魔法の杖が降りてきて
エルファバの足元に転がった時、
エルファバは意を決してそれを手に取った。

追っ手から逃げようとお城の最上階へと
駆け上るふたり。
でも、一緒に行くかとエルファバに聞かれ
グリンダは行かないことを告げる。

そこでグリンダも『自分軸』に従って
大きな決断をしたのだ。
そこでふたりは別々の道を選択する。

今、私が執筆している本のテーマは
「『自分軸』を大切にする」だ。

正にそのテーマは
「ウィキッド ふたりの魔女」の
テーマでもあったのだ。

その後、なぜ、ふたりは別の道を進み
悪い魔女と善の魔女になるかは
2025年秋に上映されるPert2で
解き明かされるらしいが、
Pert1では若いふたりが本当の自分に気づき
新しい1歩を踏み出すところまでが描かれている。

目下、ことあるごとに
これ本に使えるかもという目で
世の中を見渡している私としては
この映画は
恰好の素材だったというわけだ。

実際に本の中に盛り込めるか否かは別にして
ファンタジーだからと軽く見ないで
ちゃんと重たいテーマを内包していることに
気づけて良かったと思っている。

だからこそアカデミー賞に
何部門もノミネートされているのだろう。

この3時間の超大作、
テーマの重要性はもちろんのこと、
ミュージカルの舞台とは違う
映像美やCG技術が堪能できたので、
見逃さなくてよかったと思った1作である。












2025年3月25日火曜日

ヒレカツと春野菜のばぁばご飯












娘が独立したことを受け、
今月からばぁばご飯は月2回になった。
孫たちも大きくなってきたので、
ばぁばご飯も徐々に数を減らして
卒業の時が近い。

今月はそういうわけで
第1週のお雛祭りバージョンと
第4週の春休みお弁当バージョンの2回だ。

今日から春休みに入った孫1号は
日中、小学校の中にある学童保育にいく。
夕方まではそこで過ごすのだ。

学童が
同じ学校内にあるのはありがたいことだが、
給食までは出てこないので
毎日お弁当と水筒持参で行かなければならない。

そこで、ばぁばご飯はお弁当に入れられる
おかずを数品作って欲しいというリクエストだ。

オーママからのリクエストは
「春野菜を食べさせたい」ということで
新じゃが、春キャベツ、新玉ねぎとアスパラガスを
買ってきてとメールしたところ、
以下のような献立がリクエストされてきた。

「ヒレカツ」
「コールスロー」
「新じゃがの煮っころがし」
「新玉ねぎのオニオングラタン」
「アスパラとエリンギの肉巻き」
「サバの蒲焼」
「鶏手羽元のオーブン焼き」
「きんぴらごぼう」
「ブロッコリーの卵のせ」
以上9品

孫1号の苦手な手羽元以外は
お弁当に使えるものばかり。
スープは朝、フランスパンと共に食べるとして、
これで何とか週末まで乗り切る作戦だ。

ヒレカツは
娘曰く、ヒレ肉が高いという理由で
今まで出てきたことがなかった。
とんかつ用ロース肉は何回も出ているが
何となく自宅で作るというイメージが
なかったという。

しかし、作ってみれば
お肉は柔らかいし、とてもジューシーだ。
孫たちも娘も大気に入り。
もしかしら、今後、よく登場するかもと
思わせる美味しさだった。

もちろん春野菜たちは
新鮮だし、季節の先駆けとして
「春」が感じられるのは
何と言っても心が浮き立つ。

新じゃがの煮っころがしは焼き目をつけ
甘辛いタレに絡めるのだが
最後にバターを溶かすので
ちょっと洋風になり、箸が止まらない。

コールスローに使った新キャベツは
いつものキャベツより柔らかいので
優しい味わいだ。

新玉ねぎは大人はもっぱら生のままスライスして
食べているが
孫たちには無理だろうということで
オニオングラタンスープにという注文だった。

新玉ねぎだといくら炒めても炒めても
茶色くならない(水分が多すぎるので)
しかたなく見切り発車でスープに仕立て
胡椒やバター、大量の粉チーズで
コクを出してみた。

こちらも玉ねぎの甘みが感じられ
春のスープといったところか。

アスパラガスはポクポクして
特に旬の時期は甘くて美味しい。
肉巻きにしてカットすれば
萌え断である。

因みに我が家では
朝、フランスパンを横に切って2つに割り
バター、トマトソースを塗り
ベーコン、ミニトマト、アスパラをのせ
マヨネーズ、ピザチーズを更にのせて
オーブンで焼き目をつけるタルティーヌという
オシャレな食べ方がマイブームである。

あとはサバやら鶏手羽元など
おなじみのメニューだが
春野菜がいくつか入るだけで
何だか季節感が出るのは不思議だ。

来週の火曜日もまだ春休みなので、
2週続きのばぁばご飯になる予定。

月2回のチケットをどこで使うか
娘たちの予定とオーママの予定をすり合わせ、
まだもう少しばぁばご飯は
続けるつもりだ。