今年もあと10日を残すのみとなり、
何をするにも
「今年最後のなになに」という名称が
つくことが多くなってきた。
本日の陶芸はまさにそのひとつ。
今年最後の陶芸の日であり、
今年最後の釉がけの日であった。
午前中は
その方にとっては
今年最後のカウンセリングの予定だったはずが
寝坊したとかで
当日キャンセルになってしまった。
次回の予約を1月にしてしまうと
年をまたいでしまうと思ったのか、
次回は25日の午後に取り直し、
今日のカウンセリングは無しになった。
母親業と家事をしつつ、
看護師さんとしても働いているので
そんなこともあるのだろう。
きっとお疲れがたまっているに違いない。
私は気持ちを切り替え、
予定通り、カーブスに行き、
ランチをとって
午後の予定にシフトした。
今日が今年最後の釉がけなので、
同じ曜日のメンバー3人も
時間通りに集合し、
それぞれの使用予定の釉薬を申告し、
手分けして釉薬の攪拌を行った。
例によって
釉薬をかける予定の器の数は
私が1番多いのだが、
使う釉薬の種類は今回は少なめだ。
化粧泥を使って、削りの模様が入った器は
釉薬としては
透明釉しかかけないからだ。
残りの抹茶椀3個と
足つきのクッキー皿をどんな釉薬にするのか、
取り扱いが難しいとされるマンガンに
挑戦したいというメンバーがいたので、
そこに便乗することにした。
マンガンは艶消しの黒色をしている。
墨のような色といった方がいいかもしれない。
ちょうど抹茶椀でいうところの
「黒楽」に近い色合いなので
一度、抹茶椀を作った時に使ってみたかった。
どんな風に出来上がるのか楽しみだ。
また、足のついたクッキー皿にも
思い切ってマンガンをかけたので、
こちらも想定では
黒い器にクッキーが並ぶとかっこいいはずだ。
しかし、マンガンは液だれしやすい釉薬なので、
細心の注意を払ったが
足つきという構造上、
器の裏にまでかけてあるため、
焼成時に垂れて焼成台を汚さなければいいが…。
こればかりは
神のみぞ知るの領域なので祈るしかない。
他に織部と乳白という釉薬を
3つ目の抹茶椀にかけてみた。
今回は撥水剤という薬が品切れで
すべての器の裏側に
厚手の広告用紙とテープで
養生してから釉薬をかけた。
それがめんどくさかったけれど
いつものメンバーとおしゃべりしつつ
手は絶え間なく動かしていたので
時間内に終えることができた。
こうして
私の今年最後の陶芸と釉がけは
つつがなく終了した。
明日は12月のミッションのひとつ
大掃除第一弾と
クリスマスディナーの買い出しだ。
いつもの日常と
暮れのミッション、
毎年のことだが今年も大忙しだ。
だから、昔から
年の瀬は師走というのだろう。
先生も走るとはよく言ったものだが
ここへきて転ぶのはご法度、
風邪をひくのも勘弁願いたい。
皆様もそのあたり
十分注意して
いい年の瀬をお過ごしください!!
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