2024年最後のばぁばご飯
イブイブの今日はクリスマス仕様だ。
Christmasと言えば、
「ラザニア」がリクエストの筆頭。
数年前、まだ孫1号が赤ちゃんの頃
「ねえ、ラザニアって作れる?」と訊かれ
「作れなくもないけど」と答えたのが始まりだ。
そもそもラザニアはイタリアン・レストランで
注文して食べるもの。
家庭で作ろうとするとひどくめんどくさい。
しかし、ミートソースさえ作れれば
あとはそれを何層かに
ラザニア麵を交互に重ね
ホワイトソースを一番上に流し込み
ピザチーズをたっぷりかけて焼くというもの。
以来、ラザニアは、クリスマスにだけ
リクエストしても良しとされるメニューに
なった。
今年は他には
「骨付き鶏モモのロースト」
「エリンギとアスパラの肉巻き」
「キャロット・ラペ」
「春雨サラダ」
「コーンポタージュスープ」
「タラのチーズフライ」
という計7品がリクエストされてきた。
いつもより1品か2品少ないのは
ラザニアのめんどくささに配慮したため。
それではちょっと寂しいので
クリスマスらしさを出せるよう
私がアップル・パイを加えて
8品のラインナップにした。
昼前、
ふたりのためにブラックフライデーに求めた
お洋服の包みを持ち、
家にあったパセリとラディッシュを持ち、
いきがけに100均で金と銀の小さなベルを
買って、小道具も揃った。
娘宅のクリスマスツリーの根元に
ふたつのプレゼントパッケージを置いて、
さあ、調理スタート。
娘のところにはちゃんとしたオーブンがなく
トースターの大ぶりのものしかないので
鶏モモのローストと言われても困るのだが
案の定、皮が真っ黒に焦げてしまった。
まあ、
それでも美味しそうな匂いはしているので
許してもらおう。
娘は料理にあまり関心がないので
オーブンに投じるお金はないそうな。
道具がなければ腕の振るいようがないが
しかたない。
品数が少ない割には時間がかかり、
夕方5時、孫1号が帰宅するのに合わせ、
何とか8品揃った。
少し前、インフルエンザに親子でかかり
前回はベッドの中から起き上がれないほど
高熱だった孫1号だが、
今日は元気に帰宅し、
おしゃべりが止まらない。
今日、
描いたという「すごろく」を見せてくれたが
とても色鮮やかで
よく描けている(ばぁばバカ)と思ったので
記念撮影。
そうこうする内に母親と孫2号も帰宅し
全員揃ったところで
クリスマス・ディナーの食卓に着いた。
やはり「ラザニア」がどれより食べたいようで
プレートに大盛によそい、
いきおいよくスプーンを口に運んでいく。
「そんなにたくさん!?」と思ったけど
ふたりの笑顔が味を物語っている。
リクエストした娘も
お替りして食べている。
また、後から特別参加の
アップル・パイもお気に召した様子で
最初、孫たちには
ひとつを半分こにして食べさせたけど
もう半分ことせがまれ、
結局、ひとりひとつずつ食べてしまった。
やはり焼き立てのアップルパイは
市販のものより美味しい気がする。
いつものばぁばご飯のメニューとは
ひと味違うパーティメニューに
皆の食いつきが違うので
ばぁばも手応えを感じた。
おまけにプレゼントに持って行ったお洋服も
親子共々、気に入ったようで
めでたしめでたし。
子どもだけが気にいっても
親が気に入らないと
登場回数が少なくなるので
プレゼントは
共に気に入ることが肝心だ。
女ばかりの我が家のクリスマス。
トトもオートトもいないところで
3代の女性陣が
わいわいおしゃべりして、たくさん食べて
クリスマスのイブイブの夜は
賑やかに更けていった。
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