2025年1月1日水曜日

2025年の幕開け

 


















2025年元旦
明けましておめでとうございます

本年もどうぞ宜しくお願いいたします

今年も例年通り
2日前から次女が実家に帰省し
元旦のお昼ごろ
にぎやかに長女ファミリーがやってきた。

元旦の朝はひとり早起きをして
おせち料理の最後の仕上げ
『鯛の姿焼き』を作るところから始まった。

鯛を買った魚屋さんは
31日の夜に焼いてしまえばいいというけど
やはり当日の朝に焼く方が美味しい。

そう思って
いそいそとキッチンに立ち
グリルで焼いたのちに
8分ほどオーブンに入れ、仕上げた。
他には『菜の花のからし醤油和え』も
元旦の朝の仕込みだ。

前日までに作ったものは
『数の子の出し割醤油漬』
『丹波の黒豆』
『栗きんとんの巾着』
『アーモンド田作り』
『卵焼き』
『白和え』
『金柑の甘露煮』
『松前漬』
『ゆず大根』
『京人参の大根なます』
『筑前煮』
『お雑煮のお汁』
(仕上げは食べる直前)

『紅白かまぼこ』と『伊達巻』は
既製品
『小はだ』は買ってあったのに出し忘れた。

そうやってすべての料理が出揃い
かねてより心づもりをしていた器に盛りつけ、
まだ、誰も起きてこないうちに
料理の記念写真を撮る。

これが毎年恒例の元旦の始まりだ。

午前中、夫と次女との3人だけで
ひととおりの祝杯を挙げ
鯛には手を付けずに
昼頃の長女たちの到着を待つ。

12時過ぎ、7歳と4歳がやって来ると
突然、家中がにぎやかになる。
まずは記念写真を撮って
みんなでお祝い膳を囲むのが
我が家の習わしだ。

孫が生まれる前までは
娘達ふたりが帰省し
おせち料理をいただいた後、
午後からは親族がわさわさと押しかけ
また別のお料理をお出しして
新春の親族会を催していた。

しかし、長女が結婚し
小さな子供連れになったところから
何時に食べさせ何時に寝かせるだの
大人の都合にばかり合わせられなくなり、
コロナの襲来あたりから
我が家での親族会も立ち消えになった。

時は移ろい、
それぞれの状況も変化し、
皆、歳をとり
時代も変わることで、
お正月風景も変わっていく。

かたくなに手作りのおせち料理に
こだわっている私も
徐々にめんどくさいなという気分になり
何と言っても物価高騰の波は
予想以上に高く、私の作りたい気持ちに
水を差した。

年賀状も元旦に届いたのは
出した枚数の約半分。
その内、相当な枚数が
「年賀状じまい」の告知であったのには
寂しさを禁じ得ない。

準備したおせちやお雑煮は
皆、喜んで食べてくれたので
作り甲斐はもちろんあったのだが、
時の流れや時代の風潮が
人の営みを変えていくことの方に
一抹の不安を感じた2025年の幕開けであった。

自分らしい1年をどんな風に送るのか
「1年の計は元旦にあり」の言葉を
脳裏に浮かべながら考えてみた。

健康に留意し
体力増強に努め
何か新しいことに取り組んでみたいと思う。

興味と好奇心をもって
自分の中のわずかな可能性に期待しつつ
マイペースで無理なくいければと思う
年始めである。

そして、今年もこのブログに
おつきあいのほど
宜しくお願い申し上げます。

































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