2016年4月22日金曜日

彼のためのガトーショコラ

 
 
 
今日は朝からいそいそとガトーショコラを焼いていた。
本番は明日の夜だが、ガトーショコラは1晩寝かせた方がおいしいからだ。
 
1ヶ月ほど前、娘達が避難用袋とヘルメットを取りに実家に戻ってきたとき、
長女からその話が浮上した。
 
「4月のパパの一時帰国の時に、会わせたい人がいるんだけど・・・」
 
きた~!きたきた、遂にきた~!!
という感じだろうか。
 
妙齢の娘をふたりももちながら、
今日まで、その手のドラマのようなセリフを未だ聞けずにいたのだが、
遂にその日がやってくることになった。
 
しかし、あり得ないことに肝心のダンナが
4月9日からのバンコク最大のお休みウィークには
たった1枚のエアチケットが取れず、日本に帰れないという。
 
されど、娘からの「えーっ、その時に紹介したい人がいたのに・・・」の
セリフに反応しない父親はいない。
 
その後、必死にチケットを捜したらしく、何とか4月20日から26日まで
半年ぶりに日本に帰って来ることになった。
(目下、無事帰国中)
 
娘に彼を引き合わされる父親の心境は複雑だとは思うが、
母親の私はルンルンでどんな彼を連れてくるのかとても楽しみだ。

明日は
娘がどんな家庭に育ったのか見てもらうために、外食ではなく、
我が家にきてもらうことになっているので
私は腕に寄りをかけて料理を作るつもり。
 
とはいえ、頑張りすぎると後が続かないので、
目先の変わったパーティ料理とかではなく、娘の好物を並べるつもり。
その最後の〆が今日のガトーショコラだ。
 
ついさっき、娘からのLINEで
「ポテトのオーブン焼きも入れてね。彼もポテトが大好きなの」と言ってきた。
 
ふむふむ、ポテト好きの彼ね。
料理ベタの娘に代わって、まずは義理母が彼の胃袋をつかまなくっちゃ!

さあ、どんなお母さんに思われたい?
若いお母さん?きれいなお母さん?
で、何着る?
 
と、生まれて初めてのシチュエーションにウキウキしている義理母なのであった。

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