2017年1月9日月曜日

病魔襲来

 
新年早々、思いもかけない病魔に襲われてしまった。
『帯状疱疹』である。
 
1月1日、我が家で親族会が行われ、
娘婿という新メンバーを迎え、にぎやかな宴会が行われたのはご報告通り。
 
その夜、あまりの肩こりに肩胛骨の手の届かないあたりにやや痛みが・・・。
 
1月2日の夕方、突如、左の脇の直ぐ下に激痛。
夜に向かって、痛みは左のオッパイの左半分に這い上ってきた。
 
1月3日、もはや左のオッパイ全部が痛い。
何だこりゃ。
 
1月4日朝、お医者さんはまだやっていないし、極度の肩こりが原因かもと考え、
いつもの整体の先生に電話。
「それ、帯状疱疹じゃないですか」との問いに、
「何も発疹は出ていないようです」と答え、次の日の予約を取った。
 
1月5日、痛みが脇から乳房、胸の中央まで来て止まる様子から、
「肋間神経痛ですね」ということで、しっかり凝りをほぐしてもらった。
 
が、しかし、その夜、お風呂に入るときに背中を見て、ぎょっとした。
そこが一番凝ってますとしごいてもらったあたりが赤く島状に膨れあがっている。
「よもや帯状疱疹か?」
 
1月6日朝、背中の島状発疹は少し広がり、左胸にも新たに発疹が・・・。
 
慌てて、その日から始まったばかりの皮膚科の先生のところに転がり込んだ。
「帯状疱疹に間違いないと思います」とお墨付きをいただいた。
 
それから4日目の今日、
ようやくパソコンの前に座ってキーボードを叩いているが、
この中2日間は地獄であった。
 
金曜日に皮膚科に駆けつけた頃はまだ可愛いもんだった。
帯状疱疹が本当の意味で牙をむいたのはそれから後だ。
 
保険を効かせてもそんなに高いのかという強いクスリと塗り薬、ビタミン剤を服用し、
常にホッカイロを脇や胸に貼り付け、痛みを緩和するも、
電流を流されたような痛みは断続的に襲ってくる。
 
LINEで家族に「オッパイが痛すぎて、先から何か産まれそう。
出産の痛みは波があるけど、この痛みは切れ目なく続くから、
出産の方が楽かもしれない」などと哀れを乞うてみても、
「そんなに痛いの?歳を考えて、予定をセーブしなさいってことよ」と冷たい。
 
優しいのは次女ひとりで、日曜の午後には頼んだおつかいを済ませ、
泊まりがけで手伝いに来てくれた。
 
何しろ、その夕方、手のかかることで有名なダンナがバンコクから本帰国し、
車で羽田まで迎えにいくことになっているのだ。
 
次女に台所仕事を頼んで、痛む左脇腹を押さえながら、高速を飛ばした。
すっぴんジャージー姿で空港に現れた私を見て、さすがにダンナもたじろいた様子。
 
本当は、本日9日は楽しみにしていた初釜の予定だった。
 
今朝まで、金曜の発病から、何度となく先生や同行の友人と連絡を取り、
「胸を締め付けるキモノは無理でも、お洋服で」という参加表明もむなしく、
朝起きてみれば、左脇腹の指すような痛みが強く、
結局、初釜参加を断念。
 
「車で迎えに行ったんだから、初釜行ってもいいでしょ」アピールは
自ら、取り下げる結果になってしまった。
 
今朝になって、土曜日にお休みした陶芸教室の先生から、
スマホに返信が着ていることに気づいた。
「年を重ねると思いもよらない病の餌食になるみたいですね。無理をするかしないか
という問題ではないですからねえ。静かな安らかな時間をすごしてください。
お大事にしてください」とあった。
 
ア~ァ、すっかり餌食になってしまったな~。
 
どうやら帯状疱疹、相当手強いらしい。
聞く話では、早い人なら1週間だけど、長引くと神経痛が残って完治まで3ヶ月とか。
 
1週間なのか、3ヶ月なのか、
今年の私の運勢は・・・さて。

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