2018年6月7日木曜日

期待値大の動画撮影

 
 
 
 
 
 
最近の出来事で、結果をとても心待ちにしていることがある。
それは、心理カウンセリングのHPに貼り付けるための動画の完成である。
 
最寄り駅のオフィスビルの中で部屋を借りて、
私が心理カウンセリングを初めて、早7年半。
 
最初は取得したばかりのカウンセラー1級の資格があるとは言え、
自分がカウンセラーとしてどれほどのものになれるのか、不安だった。
 
第一、ホームページを開設したからといって、
すぐにクライアントさんがカウンセリングに来てくれるわけもなく、
誰からも連絡がない時期が1年以上続いた。
 
やがて、ポツポツと予約が入るようになり、
今は2~3日に1回はカウンセリングを行っているが、
それで食べているわけでもなく、絵描きであることは辞められないし、
趣味のお茶や陶芸、パティシエ学校の講師としても忙しい。
 
しかし、自分のHPがスマホ対応になっていないことは気になっていた。
(スマホで見られないわけではない)
そんな折も折、
とある会社から営業の電話がかかってきた。
 
実はそうした電話は驚くほどたくさんかかってくるのだが、
その日はたまたま友人と出掛ける予定がキャンセルになり、
急にポッカリ時間が出来て困っていたのだ。
(貧乏性はこういう時、何かで時間を埋めようとする)
 
しかし、会って話を聴いた営業さんは若くて清潔感のあるイケメンだった上に、
その会社のオーナーだったので、
提案されたスマホ対応の話とCMのような動画撮影の話に
私はコロリと乗ってしまった。
 
スマホ対応は早晩、やらなければと思っていたのだが、
90秒の動画で、カウンセラーやセッションルームの紹介を、
生声の解説付きでできることに食指が動かされた。
 
カウンセリングを受けようか迷っている人にとって、
どんなカウンセラーかは知りたい情報なのではと思っていたからだ。
 
もちろん動画もスマホ対応も、高額すぎると手が出ないが、
裁量権のある若きオーナーはリーズナブルな価格で合意してくれたので、
しがないカウンセラーも何とかGOサインが出せたというわけである。
 
そして、今週の月曜日、
いつものセッションルームの中で1番広い部屋を予約して、
午後1時から5時近くまでかかって、
自己紹介、カウンセリング風景、認知行動療法の説明、近隣の風景など、
素材になる動画と静止画を大量に撮ってもらった。
 
自分の声を聴くのは、体の中に響いている声と違うので恥ずかしいものだが、
話しているところはもっと観たことも聴いたこともないので、
異様に恥ずかしい。
 
それでも「とてもいい感じに撮れてますよ」とか、
「自分の声を聴くのは恥ずかしいですよね」とか、
「分かりやすい説明で、編集なしで使えそうですよ」などとおだてられ、
豚もおだてりゃ木に登ったというところだろうか。
 
面談風景には面談相手が必要だったが、
そこは経費節減でオーナー自らがロングヘアのウィッグを着用、
顔出ししているのは私だけだけれど、
実は我がHPにイケメン社長が女装で登場というのも、
HPを観た人には分からないだろうけど、笑える話でとても楽しめた。
 
そんなこんなで若い男性とふたり、
おしゃべりしながらの動画撮影は順調に進行し、
今はどんな風にまとめてくれるのか仕上がりを待つばかりという状況だ。
 
カウンセラー・キミィの動画は月末頃出来上がるとか、
怖いもの見たさという面は否めないが、
現実を真摯に受け止めようと覚悟を決め、
出来上がりを持つことにしよう。
 
若きオーナー、ひとつ、よろしくお願いします!
 

0 件のコメント:

コメントを投稿