2020年9月13日日曜日

ぼさぼさの庭木たち

 







忙しさにかまけて、なかなかできなかったこと、
それは庭木の剪定と草むしりである。

6月はコロナ自粛が解け、
カウンセリングの申し込みが多かったし、
お茶や陶芸などお稽古事も再開した。

7月は毎日毎日
よくもまあと思うほど、雨が降り続いた。

8月は毎日毎日
よくもまあと思うほど、33~35度の暑い日が続いた。

その間に玄関アプローチのジャスミンやつた、
その他、名前も思い出せない10年選手の草木たちが
ぐんぐんがんがん
伸び放題に伸び、生い茂ってしまった。

たぶん、ご近所では、
「あらあら、こんなに伸びちゃって。どうしたのかしら。
奥さんはお留守?ご病気?
このおうちはダンナさんは剪定に協力しないのかしら」と
心配の声があがっていたに違いない。

ダンナが剪定に協力しないというのだけは正解だが、
奥さんは元気なのだが、
とにかく手がそこまで回らなかったのだ。

ようやく、今日になって
少しは気温が落ち着くという予報が出たので、
朝早くから、長そで長ズボンにいでたちを整え、
(蚊に襲われるのを防ぐため)
園芸用手袋に剪定ばさみを握りしめ、
門扉の先のつたから伐採開始。

家の壁伝いにへばりついたつたは
早いうちにはがさないと
いつかつたに覆われた家になってしまう。

それはそれでかっこいいのだが、
外壁にがっしり食いついたつたの触手?は
外壁そのものを痛めてしまうので、
つたに覆われた家を目指していないのならば、
撤去する必要がある。

ダンナの還暦のお祝いに
レストランでプレゼントされた小さな一鉢が
ここまで大きくなるとは。

いったいどれだけの歳月が流れたというのか。

毎年、5月になると満開を迎えるジャスミンも
植えた場所から隣の紫陽花を乗り越え、
更につたに覆いかぶさり、
反対方向へもどこまでも触手を伸ばし、
今では5m先の玄関脇でも花を咲かせるようになってしまった。

ゴールデンウィークに帰ってくる娘たちには
「くさいくさい」と評判がよくないので、
ジャスミンもこの際、徹底的に刈り取らねば。

と、そんな感じで、
いったん、丸坊主にしだすともう止まらない。

他の数種類の草木もすべて
床屋でいえば、五分刈り状態。

しょぼしょぼといくらか葉っぱを残し、
あとは枝ぶりが完全に見えるところまで刈り込んだ。

さあ、これでどこまで来年の春までに伸び、
そして、花をつけるか。

なんなら、花はもうつけなくてもいいというぐらいの勢いで、
きれいさっぱりにしてしまった。
もはや私と草木の生命力との戦いだ。

はたと気づくと
剪定ばさみを持つ右手の痛みが再発。
怨念のような感情丸出しで小枝や茎を切りまくったせいで、
悲鳴を上げている。

イケメン庭師・村雨辰剛に助けてほしいわ!

しかし、今日の剪定個所はほんの一部。
この剪定ミッションは
まだまだ続くのである。


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