2021年1月6日水曜日

ホームページとGoogle対策

 



心理カウンセラーのカウンセリングルームを運営するにあたって
10年近く前から、ホームページを開設している。

私の場合はどこかにカウンセリングルームを借りて、
看板を掲げているわけではない。
駅前の貸し教室運営会社の討議室を、都度、借りて、
そこにこちらも患者さんも出向いて、
カウンセリングを行っている。

患者さんはカウンセリングをどこかで受けたい時、
検索ワードを何かしら入力して、
出てきた心療内科やカウンセリングルームの中から、
ここがいいかなと思う場所やカウンセラーを選び、
ホームページを介して申し込みをしてくる。

心理カウンセリングを受けたいという人は
何かしら心の悩みを抱えているわけで、
どちらかといえば、人には内緒にしておきたいことなので、
どこの心療内科はいいわよとか、
あのカウンセラーさんはとても親身になってくれたなどと、
口コミで広めてくれる可能性は極めて低い。

そうなると、何を基準にカウンセラーや
カウンセリングルームを選ぶかの視点では、
ホームページの良しあしが重要になってくる。

私が初めてホームページを開設した頃は、
業者に頼んで、ホームページを作ったら、
そこにSEO対策といって検索ワードがひかかりやすい
工夫がなされており、
依頼者である私がホームページに対してできることは
ほとんどなかった。

できることは、ホームページにぶらさげたブログを
なるべく頻繁に更新することぐらい。

検索エンジンのGoogleは
動いているホームページをいいホームページと
判断するからと教えられた。

しかし、ホームページの文言そのものは専門知識がないし、
管理している業者でない限り触れられないようにできていた。

だが、時は流れ、
最近のホームページはホームページの持ち主自身が
記事を書いて、ページをたくさん増やすことを
求められている。

検索にひっかかりやすく、順位が上の方にあり、
検索した時にすぐ見つかるホームページに
するためには、
当事者がホームページ本体を積極的に動かしている、
そんなホームページであることを
求められているのだ。

私が「ランディングページ」というその方式に変更し、
新しいホームページ制作会社と契約してから、
約1年経つ。

この間、短い記事を書いてはアップすること、
35~36本。

これだけでもけっこう頑張ったと思っていたが…。

更に、昨今ではGoogleの評価を得るためには、
集客に絞った記事ではだめだということが
分かってきた。
(と、別の制作会社の人から説明を受けた)

今度はもっと長くてしっかりした
心理カウンセリングや心の悩みそのものに
焦点を当てた記事が必要だといわれてしまったのだ。

GoogleはAIを使って
世の中にあまた溢れているホームページを閲覧し、
評価し、順位を上げ下げしているという。

そこでは、まるで論文のような内容の記事が
そのホームページの価値を決めるとかで、
この1年で何十回も更新してきた記事では、
評価をあげるには、少し弱いということだった。

そこで、3000文字ぐらいの原稿を書き、
それを自分の手で
ホームページに投稿するという作業が必要になった。

まずは3000文字の原稿に何を書けばいいのか、
心理カウンセラーとしての力量が問われている。

次にパソコン作業の知識、
ホームページに関するノウハウなど、
決して得意分野ではないジャンルも
ひとりでこなさなければならない。

一応、ホームページ制作会社のサポートチームに
電話をかければ、
遠隔操作で教えてはくれるのだが…。

それでも、質問そのものを簡潔にまとめ、
どうのように質問すれば、速やかに解決にもっていけるのか、
そこにも力量が問われている。

正月明け、先方の仕事始めの今日、
その質問の電話を2度かけることで、
何とか、その長い論文のような記事を
ホープページにアップすることができた。

私の2021年の仕事始めは
昨日のカウンセリングだったのだが、
今日のホープページへの記事掲載の方が
何倍も達成感がある。

さて、この記事を載せたことの反応はいかに。
1か月か2か月後かわからないが、
この記事を読んだ読者がクライアントさんとして、
我がカウンセリングルームに来訪することを
心から願っている。

日々のストレスから心の悩みを抱えるのが人間だが、
私にとってのストレス、パソコン業務が、
今日はひとつ解決でき、
とても晴れ晴れとした気分である。




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