2022年9月18日日曜日

ひいらぎシリーズの器

 









陶芸工房では、目下私は「ひいらぎシリーズ」を
作陶している。

昨日はまず工房に着くなり、
先月、家で作って、前回の作陶日に持ち込んだ
ティーポットとシュガー入れ、
ティーカップ&ソーサーの素焼きが
無事に焼き上がっているかを確かめた。
(焼成は先生のお仕事)

とにかく初めて作ったティーポットの作陶が
あまりにも難しかったので、
そのポットが次なる難関である素焼きを
クリアしてくれ、
まずはひと安心で胸をなでおろした。

器は素焼きの段階で割れることもあるし、
蓋と身の縮み具合が違うので、
カタコトと収まりが悪くなることもある。

ティーポットもシュガーポットも
蓋つきなので、そのあたりが心配だったが、
いずれも今のところうまくいっていることは
次への作陶の意欲にもつながる
安心材料なのだ。

今回の作業としては、
まず、ひいらぎがいくつか飾りとして
ついてる中鉢と中皿の削りから。

2年後の展示会を意識して、
「アフタヌーンティ・セット」のひとつとして
作ったものだが、
さて、これに何を入れるのやら。

ひいらぎがモチーフとなると
急に冬のイメージになるし、
なんならクリスマス用の作品と捉えがちだが、
私としては季節限定ではなく
通年使えるものとして作りたいと思っている。

そして、削りの後、作陶としては
課題である「壁掛け」もしくは「飾り物」
ということで、
こちらもひいらぎのシリーズで
リースを作ろうと考えた。

リースの土台も土で作り、
飾りもすべて土で出来ている陶器のリースだ。

一番難しいのは
土台の板を何mm厚さにすれば反ったり
歪んだりしないかという厚みの加減で、
案外、表には出ない部分に神経を使う。

壁にかけたり、飾りスタンドに立てた時、
歪んでいるのはみっともないので、
いろいろ考え、土台は型を使うことにした。

キッチンや家中の棚を眺めまわし、
リースの型として使えそうなものを探し、
大昔、ゼリーの型として使っていた円形の型を
見つけた。

ドーム状になっている中に
カットフルーツとゼリーを流し固めるものだが、
今回はそれを伏せて土をかぶせてリースにする。

頭ではイメージできているが、
誰もやったことはないので、
うまくいくかの確信はない。

しかし、横浜陶芸倶楽部、
第1・3午後組のメンバーは
みんなチャレンジャー揃いなので、
とにかくまずはやってみるを信条にしている。

自由作陶がここの工房のいいところなので、
自己責任で勝手に好きなものを作ることに
それぞれ喜びを見出しているのだ。

さあ、ひいらぎがペタペタ張り付いたリース、
どんな色の釉薬をかけようか。

いや、その前に素焼きはうまく
出来てくるのか。
焼成作業は先生の担当なので、
私に出来るのはまずはここまでだ。

3連休は台風14号の影響で
関東地方も風雨が強まりそうだ。
明日の出歩く予定は変更して、
家で作陶の続きをすることにしよう。

チャレンジャー・きみのの挑戦は続く。














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