2017年7月15日土曜日

お客様対応

 
 
 
 
志帆は生後5週間と半分が過ぎ、
だいぶ目が見えているらしく、最近は抱っこしてくれている人の顔をじっと見る。
 
「オーママ」の私が抱くと、たいがいニコニコと愛想笑いをしてくれるので、
本物のママは「なぜ?おっぱいをあげているのは私よ」と悔しがる。
 
そろそろ世の中デビューも始まっていて、
ママの母乳相談に行くときと、パパが来ている週末に赤ちゃんホンポに行くときは
ベイビーも一緒に出掛けている。
 
また、「赤ちゃん見せて~」と古い友人がたずねて来たり、
「ようやく仕事に一区切りついた~」と次女がやってきたりと、
いつもの固定メンバーとは違う人がやってきて、
抱っこしたり話しかけたりという刺激も加わって、
少しずつ、人間社会のお勉強の始まりだ。
 
そのせいか、発するのは単なるうめき声や泣き声だったものが、
「あ~」とか「う~」になってきて、
まるでお話ししているようだと感じるのは親(親の親)の欲目か?
 
日々、顔つきも変わってきて、
元々髪が黒々しているせいと、急に赤ちゃんぽく太ってきたせいと、
足のキック力が強くなったせいで、
まちがいなく「どすこいシポリン」の道を歩み出している。
 
こんなに変化するものだったかとか、
こんなに手がかかるものだったかとか、
なにしろすっかり忘れているものだから、何を見ても何をしても新鮮だ。
 
この生活もあと少し。
娘はあと1週間で自分の家に帰るという。
 
こちらは毎日のおさんどんにだいぶ疲れてきたが、
日々の変化と成長を見ていると、本当に今日の志帆は今日だけだと感じるので、
1日1日を大切にして、楽しんで過ごそうと思う。
 
娘にとってはエンドレスに続く子育てで、楽しむ余裕はないかもしれないが、
上手に人の助けを借りたりして、
子育てを味わって欲しい。
 
私も折々に助っ人に走りながら、
娘達が実家を離れたら、早速、
この命の輝きを作品化することに取り組みたいと思っている。
 
 
 
 
 

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