2019年4月27日土曜日

春満開オランダ・ベルギー紀行 その1

 
 
 
 
 
 
 
今年も例年のように4月にママ友Kさんと
10日間のヨーロッパ旅行に行ってきた。
 
今年の行き先は
オランダ・ベルギー・ルクセンブルグ。
 
まあ、ルクセンブルグはオマケみたいなものなので、
オランダ3日間、ベルギー3日間という感じ。
 
私にとって、この両国、ほとんど同じ印象しか持っていなかったけれど、
行ってみたら、案外違った。
 
オランダはひたすら平地の農業国で、
男女、特に女性がたて横でっかい。
真面目で木訥な田舎という印象だ。
 
一方、ベルギーはもっとオシャレで、クラシック。
古い町並みもそのまま残しつつ、
経済的にも発達している近代国家という印象だ。
 
前半に観光したオランダは
正にオランダを代表する花・チューリップの最盛期。
 
キューヘンホフ公園を初めとするチューリップ畑や庭園に何カ所か行ったが、
いずれも満開のチューリップがこれでもかと咲き誇っていた。
 
キューヘンホフ公園は実は球根系の花の市場というのが実態らしく、
この時期だけしかオープンしていないし、
この時期に世界中から花の買い付けにバイヤーが訪れているとのこと。
 
一体、どれだけの種類があるのか想像もつかない量の品種が育てられ、
一番いい花の状態を保つよう手入れされている。
 
とにかく日本人の感覚からいうと、
ぎっしり、みっちり、立錐の余地無しという感じで、
色とりどりのチューリップ、ムスカリ、ヒヤシンス、水仙などの球根ものが
植えられている。
 
ホテルの朝食のテーブルでさえ、
無造作に花瓶に入れられたチューリップが
ごそっという感じで、贅沢だ。
 
オランダの見どころはこのチューリップだと言える。
他にはゴッホ・レンブラント・フェルメールなどを間近に見る美術館、
デルフト焼き、風車ぐらいしかないから、
逆にチューリップの時期じゃないときにオランダに来たら、
何を観光したらいいんだろうというぐらい、
チューリップ一色の国だった。
 
最高潮のチューリップ満開に笑顔も満開、
ほとんどモデル撮影会みたいに、
すっかりその気でポージング。
 
Kさんも手慣れたもので、
「もうちょっと右」、「はいポーズして」などと注文をくれ、
こうして私達の毎年のヨーロッパ旅行が始まった。

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