2020年5月13日水曜日

コロナ時代の妊婦




現在、長女は妊娠8か月に入った妊婦で、
8月始めに出産を控えている。

2020年は長女宅にとっては
3月末に新居に引っ越し、
6月に娘が3歳の誕生日なので秋には七五三、
夏はオリンピックの期間中に第二子出産、
なので、七五三とお宮参りを同時に決行と、
ビッグイベント目白押しの1年のはずであった。

それがまさかのコロナ騒ぎ。

こんな未曽有の禍の中で、出産することになるとは…。

妊婦はもちろん、2歳児も
もし、コロナに感染したら、
高リスクなのは間違いなしだ。

3月下旬に長女宅は引越をしたため、
新しい環境で隣近所に顔見知りも友達もいない中、
4月始め、緊急事態宣言が出されて、
保育園が休園になった。

長女の仕事も引越前から
徐々にリモートワークに移行していたのだが、
引越後は娘が保育園にも行けなくなったことから、
やむなく長女は休業申請をすることに。

そして、緊急事態宣言が延長されたことで、
今は、ズルズルと休業宣言が、
いつの間にか産休宣言になりつつある。
(本当は6月中旬までは働くつもりだった)

しかも、
長女のダンナさんも最近、リモートワークになったので、
家族3人、四六時中、家の中にいるらしい。

幸い、
長女は家事育児に協力的なダンナさんに恵まれたので、
今のちゃらんぽらんな自堕落生活を
「出産前の神様がくれた大切なのんびりタイム」と
位置付けており、
コロナ離婚とかコロナ鬱の予兆はない。

確かに子供が二人になったとたん、
24時間営業中の寝る暇のないお母さん生活が始まるのは
明らかなので、
今の暇で暇でしょうがない生活は貴重だろう。

そして、妊娠も二人目となると、
こんな大変な時に出産・育児になることの不安に
押しつぶされそうになっているのかと思いきや、
案外、「何とかなるでしょ」という感じだ。

はたで見ているしかできないばぁばの立場としては、
あまりナーバスになられるよりは安心だ。

日本中、コロナによる自粛生活で、
徐々に今まで見えなかったものが露わになったり、
人それぞれの性格や不安耐性みたいなものが
露呈している。

世の中、ネットもテレビも新聞もコロナであふれ、
ネガティブな現象や流行語が流行ったり、
政治家の対応力の差が顕著になって、
個々人がこうした事態をどう受け止め、対処すべきか、
世界中が試されている。

あまり楽天的なのもよくないし、
あまりナーバスになり過ぎて、
欝々とするのもよくない。

こういう時にものごとの捉え方が問われていると思う。

少しずつ日本も解除の方向に舵を切ろうとしているが、
あくまでも自分の心の舵取りは
個々人が責任をもって、
人生を投げ出さないこと、
人任せにしないこと、
コロナにつぶされないことが大切だと感じている。

0 件のコメント:

コメントを投稿