2021年5月19日水曜日

いわさきちひろの絵のように

















5月に入って、
仕事復帰した娘の生活は
毎日、3歳児と0歳児の保育園の送迎から
始まる。

3歳児の方はすぐに新しい生活に慣れ、
お友達の名前も出るようになり、
担任の先生にも可愛がってもらえているようだ。

昨日も帰宅した時に
髪が複雑な編み込みになっていたので、
「誰が編み込みにしてくれたの」と尋ねると
先生の名前が返ってきた。

前の園でも同じだったが、
先生と仲良しになると、
先生は志帆の髪の毛を編み込みにしたり、
高い位置のお団子にしたりしてくれる。

一種のサルの「毛づくろい」のようなものだと
私は考えているのだが…。

一方、0歳児の方は
終始泣いていた4月初めに比べ、
だいぶ園の生活にも慣れ、
とりわけ担任の若い方の先生が好きみたいである。

こちらは毛づくろいができるほど、
まだ髪の毛は長くないが、
天然パーマのくるくるヘアーは
保育園でも人気の的にちがいない。

寝てばかりいる時代から、
しっかりお座り出来るようになったせいか、
いろいろな人と交流しているせいか、
0歳児の顔つきがしっかりしてきた。

個性も出てきて、
特に食欲が旺盛で、
食べ物に対する「もっとくれ~」のアピールは
お姉ちゃんをしのぐ勢いで、
近い将来、大食らい間違いなしの予感がする。

すでにお顔はまん丸、
腕と足はちぎりパン。

色白でほんわか顔だが、
自己主張強め。

毎食、自分の離乳食の後に
「まだ欲しい~」とばかりジタバタするので、
「おちついて~!!」と叫びながら
慌てて他に食べられるものを探す我が娘を
見ていると、
「この子の0歳の時とは大違いだわ」と思う。

我が娘は食の細い子供で
食べさせるのに苦労した思い出しかない。

しかし、目の前の3歳児も0歳児も
我が娘の子どもとも思えない食欲旺盛ぶりなので、
羨ましい限りである。

今回の新メニュー「山芋のチーズ焼き」と
「新じゃがのニンニクベーコン煮っころがし」は
予想通り、
お気に召したご様子。

3歳児はお替りを3回して、
計4切れも山芋を食べていたのにはビックリ。

0歳児の方も、離乳食としては
ニンニク風味の効いた煮っころがしは
相当大人の味だと思うのだが、
意に介さず、お口に合ったようで
何より何より。

話が一向に「いわさきちひろ」に向かわないが、
今回はとりわけふたりの顔が
まるで「いわさきちひろの絵」に出てくる
子どものようだと思った。

日本人の記憶やDNAに組み込まれたかのような
典型的なぷくぷくの赤ちゃん顔。
しもぶくれの幼児の横顔。

ふたりのぷくぷくのわけは
ばぁばご飯のせいでもある。

「おかわりしていい?」のおねだりの声に
幸せを感じたばぁばなのであった。































 


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