2023年5月5日金曜日

恒例 弓削瓢柑のジャム作り

 














ゴールデンウィークは
次女と恒例の弓削瓢柑のジャム作り。

ジャムといっても当分控えめで
果実の味を生かしているので
気取ってコンフィチュールと呼んでいる。

コロナの前、海外旅行の旅先で知り合った
松山のミカン農家のおじさんから
年に数回、いろいろな種類の柑橘が
贈られるようになって、
以来、弓削瓢柑の時はそのままでは
あまり美味しくないので
ジャムやオレンジピールに仕立てている。

しかし、2年前、おじさんが大病をしたのを
きっかけにミカン農家を引退。
同時に我が家に取れたてのミカンが届くことは
なくなった。

昨年は次女がゴールデンウィークに
実家に帰ってこなかった上に、
弓削瓢柑という種類のミカンが
容易に横浜では手に入らないせいで、
ジャム作りはしなかった。

けれど、今年は生協のアイテムの中に
弓削瓢柑を見つけたので、
頼んでみることにした。

懐かしい瓢箪みたいな楕円形の形。
やっぱり、スーパーやデパ地下でさえ
見かけることはなかったから、
生協で出たタイミングで注文して正解だ。
(しかも1回しか取り扱いがなかった)

4月中旬には届いて、
半月ほど、冷蔵庫でゴロゴロ寝ていたが、
ようやくゴールデンウィークになって
出番がやってきた。

4パック注文して9個の弓削瓢柑がきた。
それをショコラ・オランジェと
オレンジ・ピールとコンフィチュールに
するべく、選別した。

それぞれにふさわしい大きさがあるので、
まずはスライスしてちょうどいい
皮のきれいな子たちが
ショコラ・オランジェになる。

最初に苦みを取るため、
3回ずつ茹でこぼすのはどれも同じだけど、
そこから先の工程は少しずつ違う。

毎度思うけど、なぜこんな面倒くさいことと
ため息交じりに
でも次女とおしゃべりしながら作業する
こんな時間が私は好きだ。

いい加減、キッチンで茹でたり切ったりし、
時計を見るとすでに午後1時過ぎ。
慌てて、お昼ご飯の焼きそばを作ったので、
途中に焼きそばの画像が入っている。

外はピカピカの晴れだというのに、
1歩も出ずにキッチンに籠っているのは
よくないと
焼きそばを作っている時間に、
次女は坂を下って近所のスーパーに
チョコレートを買いにいった。

もちろんショコラ・オランジェのための
チョコレートだ。

作り始めてみると
何回も作っているはずなのに忘れていることが
多く、
また1からスマホで検索しながらになる。

たぶん、ひとりでやっていれば
もっと覚えているはずだが、
ふたりでやっているので、
次女が調べてくれたのを鵜呑みにして
作業しているので記憶がなくなるんだと
人を頼りにしているいい加減さが
浮き彫りになる。

それでも夕方5時過ぎには
なんとか3種のアイテムが出来あがり、
煮沸消毒をした瓶6個に
計ったようにコンフィチュールが
ちょうど収まった。

ピールとオランジェは100℃のオーブンで
何十分も低温調理して乾かし、
更にチョコレートを湯煎し、
つけたら乾かしの連続なので、
とにかく時間がかかったが、
何とか当日中に出あがった。

そして、そこから夕飯作り。
メインは次女がせっかく来ているからと
ラザニアにしたので、
これまた面倒くさいやつだ。

まあまあそれでも喜んで食べてくれる人が
いる時は頑張れる。
我が家のラザニアは長女も次女も大好物だ。

やっぱり褒めれば
猿も木に登るということか…。
美味しいのひと言が嬉しい。

こうして恒例のゴールデンウィークの
ジャム作りを終え、
次女は羽毛布団と入れ替えに
夏の羽毛布団を車に積んで帰っていった。

























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