2014年10月6日月曜日

我が家に変革の秋

台風18号が大きな勢力を保ったまま、ただ今、横浜を通過中。

「不要不急の用事がない方は外に出ないでください」と
朝からテレビでアナウンサーが連呼する中、
何と、ダンナは関西空港へ、そして、そこから乗り継いで
マレーシアのクアラルンプールに向け、飛び立つという。

私も嵐の中、朝6時過ぎに高速をとばして空港に送っていったのだが、
今のところ帰ってきていないので、何とか飛行機は飛んだようだ。

今週は週末まで滞在して、むこうで引き継ぎをするという。



1ヶ月ほど前、ダンナに降って湧いたように就職の話があり、
あれよあれよという間に本決まりになった。

ダンナは、ほぼプー太郎状態で、
毎日、パソコンの前に座り、ディトレーディングらしきポーズをとり
週末は自転車のツーリングかヨットに乗るという
お気楽な生活、しかしながら、本当にこれでいいのかという生活を送っていたが
突如、それに終止符を打ち、いきなり、海外転勤することになった。

クアラルンプールに工場を持つ自動車部品製造会社の現地社長だという。
任期は5年。長い!

一方、我が家には年の初めから、今の会社を辞めようと算段する娘がいる。

次女が7年半勤めたデザイン会社にキリをつけ、
心機一転、別のデザイン会社に移ろうというのだ。
それがようやく9月末で実現した。

こちらも目下、正社員ではなくなり、アルバイトとして同じ会社に通うものの
社会的にはプー太郎姫だ。

しかし、次の就職が決まるまでのこのタイミングしか、他にチャンスはないとみて、
来週はじめから、ダンナも誘って、親子3人でニューヨークに遊びに行こう!と
計画しているこの期に、ダンナの思いがけない海外転勤。

しかも、12月はじめにはクアラルンプールに生活拠点を移すというし、
そのために11月はひと月、本社で今後の打ち合わせのため、大阪に住むらしい。

テレビドラマのようなめまぐるしい展開に、こちらはきょろきょろウロウロするばかり、
ふと気づくと生まれて初めてのひとり暮らしが決定したことになる。

人生、何が起こるか分からない。

来週の月曜日には3人でニューヨークに向け、飛び立つ予定だが、
今度は台風19号がちょうどそのあたりに関東地方に上陸するとかしないとか。

つぎつぎ襲いかかる台風のように、我が家にも人生の大型台風が吹き荒れている。

それぞれの大きな転機が、追い風なのか向かい風なのか分からないが
「来るなら来い!いっちょ乗ってやろうじゃないか」というのが、今の心境である。

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