2022年6月16日木曜日

展覧会をだしに旧交を温める

 














紫陽花展の期間中には
多くの友人たちが駆けつけてきてくれている。

主には横浜周辺に住んでいる友人に
声をかけて来ていただくようにしているが、
中には埼玉県の所沢からとか、
東京の代々木からという友人もいる。

そういう方とはゆっくりじっくり
この機会におしゃべりして、
近況報告をしたり、昔話をしたりして、
旧交を温める時間が欲しくなる。

先月の陶芸展といい、
今回の紫陽花展といい、
何人かの方は私の作品の展示にかこつけて、
観に来ていただいた後の
ご飯を食べにいくのがメインだったりする。

今日は代々木からのお客様、
毎年のように海外旅行に行っていた友人が
来てくれるというので
奮発して「クイーン・アリス」を予約した。

アリスのプリフィックスのコースの
メニュー表をつらつら眺めながら、
ママ友グループでアリスに来たのは
かれこれ20年ぐらい前になるかもという
話に花が咲いた。

その頃は、私たちの娘たちは高校生、
同じクラスのママとして、
学校のバザーのお手伝いをしたり、
ママ友ランチなどに行くうちに
遂には彼女とは海外旅行にまで行く仲になった。

当時から私が展覧会をすれば、
必ず観に来てくださる
私の大切なパトロンでもある。

今日もつもる話が二転三転しながら、
目の前の見目麗しいお料理に
舌鼓を打ちつつ、
おしゃべりもしているので、
時間の経つのの早いこと。

春先に会った時には
彼女が難しい資格試験に挑戦して
一発合格したと聞き、
びっくり仰天したが、
今は、新たに長いこと続けている
なぎなたの審判の資格を取得するために
これから長い研修の後、
年末に試験を受けるという。

あくなき向上心に再び驚くとともに、
60代のやりがいが
次世代に襷を渡すことにあるというのは
発達心理学の観点でも実証済みだと説明すると、
これからやろうとしていることに
彼女の納得が得られたようだった。

同年代の友人が
生き生きと生きる道を見つけ、
こんな時代でも前を向いて歩いているのを見ると、
我がごとのように嬉しくなる。

そのことを確かめるために
私の展覧会はあるような気さえしてくる。

アリスの美味しいお料理とデザートと
友人の近況報告にパワーをもらい、
明日のパティシエ学校の講師とカウンセリングも
頑張ろうと思った。

明日のテーマは「性格分析」
さあ、授業のプランを立てなくては…。

夜のカウンセリングは新規のクライアントさんで
16歳の高校生。

いずれも60代の私が
若い人たちの道しるべになれるよう、
しっかりナビできればと思う。























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