2022年10月2日日曜日

ばぁばの神対応

 







先週の半ばに、長女がコロナ陽性になった。

長女は月に3回、私が家に行って
ばぁばご飯を作っている方の娘である。

先週の火曜日もばぁばご飯の日だったので、
長女宅には行っており、
その時は長女もリモートワークで在宅だった。

しかし、家にいるからといって
台所の手伝いをするとかではないので、
夕方、子ども達を保育園に迎えに行き、
一緒にご飯を食べている1時間ぐらいしか
同じ部屋にはいなかったので、
私は罹患しなかったようだ。

その2日後、長女は発熱とのどの痛みがあったので、
医者にいったところ、
「たぶんコロナだと思う」と言われ、
PCR検査をし、次の日には陽性と判明した。

幸い、長女は軽症のようで、
熱といっても37度台だし、
のどの痛みと咳が少し出る程度らしいが、
心配なのは子ども達だ。

5歳と2歳では
ママとの濃厚接触者まちがいなしなので、
これは移されてコロナかなと覚悟した。
当然、保育園には行かせられない。

そんな時に限って婿のK君は
抜けられない仕事があるとかで、
休むわけにもいかないらしく、
子ども達の世話をするのは
コロナ陽性の母親ということになる。

ばぁばとしては助けてやりたい気はあれど、
高リスクなのにのこのこ家に入り込むわけにも
いかない。

そのあたりは察して、先週末、
「何とかするから、バーバーイーツも大丈夫よ」
と気丈にも言ってきた。

バーバーイーツをしようにも
我が家の配達員は、今日明日、
車に自転車を積んで泊りがけで
ツーリングに出かけてしまった。

また、8月末のように、
バーバーイーツで作った10㎏の料理を
電車で運ぶのだけは勘弁してほしい。

しかし、今週の4日の火曜日は、
以前はばぁばご飯の予定だったが、
本当に行かなくて大丈夫なのか。

日曜日の今日、LINEで様子を訊いてみた。

今のところ、子ども達に移っている気配はない。
それは何よりである。

長女も軽症のまま推移しているので、
仕事していると返信があった。

とはいえ、長女は陽性、
家族は濃厚接触者なので、
子ども達は
火曜日からしか保育園も行けないとか。

そこまでは婿のK君が頑張るしかない。
というわけで、今週のばぁばご飯は
まだ、ちょっと危ないので無しということに。

ばぁばご飯、10月の3回は
連休のある第2火曜日以外の3回の予定だったので、
本来、来週の11日は無しのつもりだった。

しかし、そうなると、10月18日まで
ばぁばご飯は無しだがそれで大丈夫か?

ちょっと心配になり、
LINEでK君にエールをおくった後、
「11日、必要ならいくよ」と言ってみた。

すると、すごく喜んだ長女が
「まるで神~」というスタンプと共に
11日のばぁばご飯を切望するLINEをよこした。

かくして、
私は長女宅の神になった。

第7波も過ぎ去り、
こんな間抜けな時期に長女宅にやってきたコロナ、
民は未だに翻弄されている。

ばぁばはとりあえず、
今、出来ることは、今、しておかなければと
本日のホリデーは
新作の彫りデーということで、
ひとり彫台に向かい作業した。

配達員のいないひとりの週末、
チャチャッと作ったラーメンの美味しいこと。

神は鬼のいぬ間の命の洗濯である。













0 件のコメント:

コメントを投稿