2023年6月1日木曜日

食いだおれ 北陸の旅

 




































4月の後半、旅行に行ったばかりなのに
5月の末から6月初めにかけて
またまた旅行に出かけてきた。

今回は専門学校の非常勤講師の友人の誘いで、
「10の味覚を食す
北陸・世界遺産白川郷・飛騨高山3日間」という
長いタイトルの旅行に申し込んだ。

白川郷と高山は2日目に組まれており、
3日目は金沢のひがし茶屋街と兼六園が
日程に入っていた。
昨年秋に金沢に行って楽しい思いをした私達は
「あの味をもう一度」という理由で
この旅程のツアーに決めたというわけである。

友人とはここ数年、
あちこちに旅行したり食事にいったりしているが、
どうやら彼女は1度気に入ると
すぐにまた同じものを食べに行きたくなるクセが
あるようで、
お気に入りの場所や食べ物を見つけると
すぐにリピートしたがるのである。

それが今回は金沢という土地と
不室屋の白玉ソフトクリームだった。

実は私個人は
白川郷と高山は人生で5~6回は行ったことがあり
金沢も4回目ぐらいだし
秋に行ったばかりだし…とも思ったが、
新緑に季節にいくのもいいかなと
同行することにした。

しかし、今年の季節は何もかも早まって
天気予報は5月30日からずっと雨。
このまま梅雨入りするのではと思われる前線と
台風2号のダブルパンチで
当初は3日間とも雨なのでは思われた。

晴れ女の願いもむなしく
今回は雨にたたられるのかと覚悟していたが、
いざ、5月30日になってみたら北陸地方は
しっかり晴れ。
その後の2日間も気持ちの良い晴れのお天気で
どこにいっても青空に新緑が美しかった。

白川郷では私達が行った日の午前中に
4年ぶりの田植えの催事があったとかで、
夜のニュースで絣のモンペに茜たすきの女性陣が
一列に並んで苗を植えている映像が
流れていた。

そのシーンは見られなかったものの
水を張った田んぼに小さな苗が植えられ、
水面に青い空と合掌作りの家々が写っている様は
まさに日本の原風景だと思った。

そして、旅のタイトルにある10の味覚とは
「その1  富山湾鮨」
「その2  飛騨牛しゃぶしゃぶ」
「その3  飛騨牛朴葉味噌焼き」
「その4  龍の瞳釜めし」
「その5  香箱ガニの釜めし」
「その6 治部煮」
「その7  ホタルイカの沖漬け」
「その8  ひゃくまん穀」
「その9  のどぐろ焼きもの」
「その10  加賀棒茶のプリン」
以上の10種類を指す。

3日間に一気呵成にすべてを食したことになるが、
一応、BEST3を選んでみた。

ジャカジャカジャカ ジャーン!

1位 香箱ガニの釜めし
2位 飛騨牛朴葉味噌焼き
3位 のどぐろ焼きもの

いずれもその土地の名物で
その土地にいかないと簡単には食べられないし、
都会で食べようとすると大変高価な品々である。

それを次から次へと
ランチに夕食にと出されるので、
いつのまにかあまりありがたくもなく
普通に食べてしまうという飽食の3日間であった。

しかし、終わってみて、
何が一番美味しかったかといえば、
初日の夜、自由食の時に食べた富山のお寿司と
ホタルイカの天ぷらと白エビの天ぷらと
最後の不室屋の白玉ソフトクリームだったから
旅行会社の提供もむなしく
自力で選んだものが美味しかったことになる。

友人がすぐにでも
「また、あのホタルイカの天ぷらと
白エビの天ぷら、食べに行きましょう」とか
「やっぱり、不室屋の白玉ソフトクリームは
最高だわ」とおねだりする声が聞こえそうだ。

ちなみに最後に食べたのは
富山空港のラウンジで食べた
「白エビのフライ・タルタルソースバーガー」
カロリー高めではあるが、
その土地の食材の地産地消に貢献した形。

こうして今回の食いだおれの旅は
いずれも「美味しかったね」と無事、終了した。
明日はさっそく2人とも専門学校の授業がある。

リフレッシュした心と体のスイッチを切り替え
また、頑張らねば!!。
































































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