2024年8月4日日曜日

孫2号 4歳の誕生日

 
















7月の末、孫2号が4歳の誕生日を迎えた。
その2日前は次女の誕生日だった。

というわけで、毎年恒例、
長女宅で孫2号と次女の誕生会を
開くことになった。

オーママとしては単なるお客様なので
ばぁばご飯を作ることもなく、
頼まれたプレゼントとサプライズのプレゼントを
車に積んで
昼頃の到着予定で自宅を出発した。

連日の猛暑は相変わらずだけど、
土曜日の割に車の流れは順調で
約1時間で長女宅に到着した。

孫2号は今回の誕生会をとても楽しみにしていて
何日も前から指折り数え、
何ケーキを食べたいか、
どんなプレゼントが欲しいかなど
期待に胸を膨らませている様子だった。

ところが、いざ当日になると
緊張しているのか恥ずかしいのか、
なんだか姉の孫1号の陰に隠れて
もぞもぞしたり、
口をへの字に曲げてふくれっ面だ。

孫2号は色白でポチャッとした女の子で
シャイでへそ曲がりで
気分の浮き沈みが激しいタイプ。

ママとトトにはべったりの甘えん坊だけど
オーママや次女はいくらお世話しても
なかなか心開かず、
馴染むのに時間がかかる。

ましてや滅多に会わないオートトは
ちょっと怖い存在だ。

誕生会は
長女の作ったお料理でランチが始まり、
乾杯の後、わいわいおしゃべりしていても
孫2号になかなか笑顔がこぼれない。

それでもやはり4歳はだいぶ
お姉ちゃんなので、
ぐずったり、わがままを言ったりはなく
妙におとなしくお箸を動かしている。

気持ちは早くケーキと
プレゼントの開封に向かっているようで、
小さな声で催促したりして、
恥ずかしがり屋全開だ。

まずはケーキのろうそくを
吹き消す儀式。
みんなでハッピーバースデイの歌を歌い
炎を吹き消すように言うけど…。
「あんなに練習したのにどうしたの」と
ママは半ば呆れ顔。

結局、孫1号が一緒に吹くことで
何とかろうそくの儀式、終了。

次女はケーキの前でいい写真を撮ろうと
カメラを構えて接写を試みるも
何とも微妙な作り笑顔しかしてくれない。

それが今の孫2号なのだろう。
まだ、泣き出さないだけましか。

最後はプレゼント開封の儀式。
小さな包みからということで
私が用意したマグカップと化粧ポーチ2つから。

ニコニコ嬉しそうではあるけど、
孫1号のように大きな声で
「ありがとう!」と言えるようなタイプでは
ないので、親に「なんて言うの?」と
促されてもモジモジするばかり。

オートトと大阪のじぃじとばぁばに頼んだのは
「ピタゴラス」と「パーパトのレール」という
大物なので
包みも大きく、迫力がある。

他にももちろん親や叔母さんから、
お姉ちゃんからも
プレゼントはあるので、
今日は4歳にとって最良の日だ。

姉の孫1号は
「ピタゴラス」の組み立て方も
いち早く理解できるので、
4歳がマゴマゴしている内に
「こうやるんでしょ」と説明書にある
何パターンかに挑戦して
孫2号にもレクチャーする。

私は次女の誕生日をスルーしがちだけど
やっぱり何かプレゼントをと思い、
今回は普段に着るのによさそうな
ワンピースを用意した。

次女はグラフィックデザイナーなので、
滅多なプレゼントじゃ喜んでもらえないが
気は心ということで。

家で作業することが多い職業だから
着心地重視で着てもらえればと思っている。

そうこうする内に徐々にほぐれて来たのか
孫2号にも笑顔と歓声がでるようになり、
宴もたけなわ
夕方には孫1号と2号と叔母さんが
ピタゴラスとパーパトのレールに興じる声が
家中に響き渡った。

パーパトの車2台の内、
1台がレールから飛び出る癖があり、
婿殿が言葉少なに
微調整すると
見事に飛び出さなくなった。

オートトもいつのまにか参戦して
車のことなら任せろと身を乗り出している。

言葉数の少ない男性陣も
何だか子どものおもちゃを挟んで楽しそうだ。

一方、長女と私は
秋のふたりの七五三をどうするかの話で
意見が錯綜し、おしゃべりが止まらない。

こんな風に三世代が集まった時
どんな風に過ごすのか
いつのまにかパターンが決まっていく。

8月が終われば、
(9月も残暑は厳しそうだが)
あっというまに秋になり冬になり、
今年は二人揃って着物を着る最後の七五三だ。

それもまた、
ふたりが今から楽しみにしているというので
いよいよオーママの腕の見せ所。
誕生会が終われば、
すぐに次のイベントの準備が始まる。

それもまた、孫のいる幸せということ。
やれやれと思いながらも
精一杯楽しもうと思う。



























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