2024年8月24日土曜日

七五三の着物 衣装合わせ

 



















長女ファミリーの娘たちは
今年の秋、七五三のお祝いを迎える。

本当なら7歳と3歳のお祝いだが、
7歳と4歳の年に一緒にお祝いすることになった。

3歳違いの姉妹の場合、大体どこのうちも
長女の7歳に合わせて一緒にやることになる。

我が家の長女と次女の時もそうだった。
いつも次女は割を食うのが世の常だ。

ともあれ、我が家には
娘たちがかつて7歳の時と3歳の時に着た
お祝い着が今も家にあるので、
それを孫の代にも着せることになった。

当時の娘たちと同じ背格好というわけでは
ないので
微妙に丈を詰めたり出したりが必要かも
しれないので、
今日は早めに採寸して
小物も含め不足がないか調べることになった。

昼前、長女ファミリーが賑やかに
やってきて、まずは汗がひくのを待って
3歳児から。

孫2号は4歳になったばかりだが
ここのところ急にお姉ちゃんになってきた。

孫2号のためには
孫1号も着た赤い着物に鹿の子の被布か
新品の花柄の着物に真っ赤な被布の2択。

赤い着物は長女や次女も着たもので
かつて実家の亡き父母が揃えてくれたもの。
新品の方は私があまりの可愛さに
衝動買いしてあったもの。

色白の孫2号には新品のピンクの花柄と
赤い被布がとてもよく似合ったので、
今回はこちらを着せることに。

丈は2~3㎝出さなければならないが
顔の映りはとても良く、
本人もいたくご満悦。
足袋や草履のサイズもピッタリだ。

次は孫2号。
こちらは亡き父母が呉服屋の威信にかけて
こしらえてくれた総絞りの着物。

それに今回、メルカリでgetした
黒地に鞠の柄の作り帯と草履とバッグ。
別途、購入した黄緑のしごき。

7歳の方は3歳に比べ
断然、小物の種類が必要なので、
それぞれが孫2号に合うか調べなければ。

幸い、大昔、次女が着た時と
着物の身丈はそのままでいけそうだ。
作り帯もとてもいい感じで
本人も母親も気に入った様子で一安心。

スマホを向けると
前歯が抜けた歯っ欠けの満面の笑みで
ピースサインをおくってくれた。

ここまでで第一部終了。
ランチブレイクに入り、
長女ファミリー総出で餃子の皮包みを
手伝ってもらっている間に
私は大量の炒飯を炒めた。

ランチの準備もしなければならなかったので
今朝は野菜のみじん切りに忙しかった。
本日のランチは「餃子」「炒飯」
「中華風春雨サラダ」「枝豆」である。

ランチを終え、ひと段落したら、
今度は第二部、長女の着物お見立て会だ。

いつもは着物に全く興味のない長女が
珍しく「私も着物が着たい」と言い出した。

こちらも私がかつて長女が7歳のお祝いの時に
亡き父が誂えてくれた辻が花の着物か、
亡き母(長女にとって祖母)の色留めを
私に似合う色に染め直した着物かの2択。

いずれも物語としては受け継ぐ着物として
重たい意味があるが、
結局、いろいろ帯や小物なども合わせてみて、
辻が花のエメラルドグリーンの着物に決着。

着物になじみのない長女にしてみれば、
自分に何が似合うのかさえピンと来ていない
ようで、なかなか決まらなかった。

そうこうする内に
足元は強盗でも入ったのかというほどの
惨状になって
後片付けが大変だったが、
こうしたあーだこーだのおしゃべりも
着物お見立て会の楽しいひとときだ。

長女に着せるものが決まれば、
ばぁばの着るものも自ずと決まる。
赤系の着物の孫たちと映えるように
そして、長女と私も親子として
ほどよい組み合わせになるようにしたい。

3人の着物に関しては
さほどの寸法直しもないことがわかったし、
不足のものと半襟付けなどの作業が
少しある程度で済むことがわかり、
11月3日に向けての段取りは見えてきた。

後は孫たちの美容室の予約、
お祝いするお食事処の予約、
当日の時間配分や集合場所など
決めごとはあまたある。

考えてみると
つくづく七五三は一大イベントだと思うけど
それが出来ることの幸せに感謝しよう。


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