2020年3月28日土曜日

引っ越しの手伝い







コロナ騒ぎの真っただ中、
長女の家族が新しい家に引っ越した。

新築のマンションを購入したので、
引っ越しの日程も業者さえ決められて、
昨日、元の住まいから荷物を出し、
今朝8時には新居に荷物が到着した。

私は孫のベビーシッターと
ご飯の差し入れ係を仰せつかった。

不要不急の外出は自粛するよう要請は出ているが、
緊急かつ必要な事案として、
出動することにした。

前の晩から、大量のポテトサラダを作り、
ゆで卵をゆでた。
そして、朝から1キロ近くの鶏のから揚げを揚げ、
ほうれん草とえのきのお浸しをこれまた大量に仕込んで、
大荷物になったので、
ダンナに車を出してもらった。

途中、デパ地下の美味しいおにぎり屋さんで、
5人分のおにぎりを買い、
いざ、新居へ。

横浜市から品川区まで、
道は国道15号の1本道。
さすがに外出禁止令が出ているので、すいている。

長女からは「志帆が邪魔すぎる。早く来て~」と
悲鳴にも似たメールが届いている。

到着すると、にこにこ顔のシポリンが
段ボールの山の向こうで迎えてくれた。

2歳児にとっては、いつもとは違う環境だし、
引っ越し業者が出入りしたり、
新しいおうちに連れてこられたりで、
冒険ゲームのような感覚なのだろう。

一方、トト(パパ)とママはやることが多すぎて
すでにお疲れモード。
特に、大して役に立たないママに
「あれしろこれしろ」とこき使われているトトは大変だ。

私も妊婦の時に初めての海外転勤を経験したし、
長女がシポリンぐらいの時や
娘がふたりになってからも転勤の荷物づくりと荷解きを
何度か経験した。
いずれも、親の手など借りずにひとりで頑張ったのだが…。

もともと整理整頓が苦手な長女は
文句ばかりたれて、
一向に荷解きがはかどらない。

ママの指示を待っていたのでは埒が明かないので、
勝手に段ボールに書かれた中身をチェックし、
中身を納める場所に近いところに持っていき、
段ボールを開梱することにした。

引っ越し荷物を早く片付けるコツは
さっさと段ボールの中身を出して、
段ボールをたたみ、
段ボールの山をなくすこと。

箱の中身を見える化して、
納める場所の近くで中身を出し、
梱包材などは小さくたたんでコンパクトなごみにする。

食器は新聞紙にいちいち包まれているし、
タオルがクッションとして使われているので、
特に食器類の箱をやっつけると
すっきりする。

しかも、その作業にシポリンを駆り出す。

一緒に新聞のしわを伸ばしたり、
タオルを畳んだり、
段ボールをぺしゃんこにしたりするのは、
楽しいらしい。

新聞紙の中から自分の食器が出てくると
「しほのお皿が出てきた~」と嬉しそうだし、
「ととがビールを飲むコップだ~」
「おーママのご飯のお皿でしょ」などと、
まるでひとつひとつ宝さがしの様相だ。

そして、段ボールを触ると
手の油を持っていかれて、手がかさついたので、
「お手手がガサガサになっちゃった?」と訊くと、
大好きなハンドクリームを私のポーチから取り出し、
満面の笑みで手の甲に出した。

すっかり話が通じるようになったし、
女の子としての身だしなみもばっちりだ。

続けて、ポーチから
お決まりの粉白粉と口紅も取り出し、
検診のための小児科にお出かけ前のメイク。

決して口紅を出したまま、キャップを閉めたり、
おしろいや口紅を
塗りたくったりしない。

志帆はハンドクリームもちょこっと出す。

だから、よくありがちな
子供の仕業に悲鳴をあげるような
悲惨な状況にはならないから、エライ。

ママは「邪魔すぎる~」と嘆くが、
一緒にゲーム感覚でお手伝いしてもらえば、
どうということはない。
しかも、十分役に立つ。

まあ、たまにしか相手をしないばぁばだからこそ
できる技かもしれないが、
子育てはもっと楽しんでやってほしいものだ。

これから1週間ぐらいは
荷物の片付かない雑然とした空間の中で、
落ち着かない生活だろう。

でも、コロナの暗いニュースばかりの中、
新しい生活を始められる幸せをエンジョイしてほしい。


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