2023年4月24日月曜日

紀伊半島 世界遺産の旅

 


40年来の古い友人と
3泊4日のツアー旅行に行ってきた。

タイトルは
「天空の聖地高野山と熊野三山
伊勢神宮大社参拝
7つの世界遺産構成資産と
絶景の紀伊半島4日間」
という長~いタイトル。

要は高野山と伊勢神宮と熊野大社
いずれも世界遺産のビッグな
聖地ツアーということになろうか。

食べることより何より
日本を代表する神社仏閣に
お参りするツアーということである。







初日。
まず、飛行機で関空まで飛んだ。
途中、眼下に雲海に浮かぶ富士山の
神々しいお姿を臨み、
いよいよこの旅が神聖なものだと感じる。

関空にはご一行様を乗せる赤い大型バスが
待っていて、添乗員さんや4日間を共にする
メンバー37名と合流した。

最初の聖地は高野山。
今年は高野山の開祖・弘法大師の生誕1250年
記念の年。
50年に一度の記念行事も数々行われるらしい。
次の節目の年には私は生きていないので
そんな大事な年ならばとお参りすることに。
これが生まれて3度目の高野山詣でである。

今回は高野山の奥の院といって
弘法大師が今も瞑想をしているというお堂と
(日に2度、僧侶がお食事も届けている)
壇上伽藍といって修行のためのいくつかの
お堂や鐘楼など、
あまり通常のツアーではいかない場所も
含まれていた。

更に、赤松院という高野山の宿坊が
1日目のお宿で、
修行僧と同じような精進料理をいただき、
ふすま1枚で隔てられた質素なお部屋で
泊るというのはめったに出来ない体験だ。

働いている人たちも作務衣姿の男性が多く、
座禅こそ組まなかったが
ちょっとお寺の修行に来た気分。

お坊さんの修行のひとつとして
毎朝作るという胡麻豆腐もいただき、
その独特の粘りに厳しい修行がうかがわれる。

1回目に高野山に来た時は高校2年生で
友人とふたり、その時も宿坊に泊ったが、
この時は胡麻豆腐がどうにも食べられず
友人に助けてもらったことをよく覚えている。

今回はおとなになって胡麻豆腐の味も分かり、
次の日、お土産に購入したほどなので、
少しは人間修業ができたのかもしれない。











2日目。
雨の予報を覆し、
額に汗するほどの暑い1日。
お天気もピーカンで
さすが晴れ女の面目躍如。

この日のメインは伊勢神宮だったのだが、
その前に二見ヶ浦の夫婦岩と天の岩屋に
立ち寄ったので、
天の岩屋に投げ縄を投げる真似をして
天照大神様に上天気のお礼を申し上げた。

伊勢神宮は外宮と内宮の順にお参りした。
玉砂利を踏みしめ新緑の参道を歩くと
清々しい風が吹き渡り、
何だか心が澄み渡ってくる。

帰りにおかげ横丁で
赤福本店の赤福氷をいただいた。
これがことのほか美味で、
歩き疲れた体に赤福と同じこしあんが甘く、
白玉がもっちりとし、
そして抹茶のかかったかき氷が
喉をうるおし、つくづく
日本人に生まれてよかったと思った。















3日目4日目は紀伊半島を南下し、
熊野三山と那智の滝を制覇。

世界遺産構成資産としては
鬼が城という奇岩群も含まれる。
そこでは自然の作り上げた造形に驚き、
紀伊半島の雄大な自然を満喫。

バスは海岸線をひた走り、
1日の走行距離は毎日250㎞を超えた。

熊野三山とは熊野速玉大社と
熊野那智大社と熊野本宮大社を指し、
3日目に最初のふたつをお参りした。

とにかく熊野大社をお参りするには
階段を登らなくてはならない。
速玉大社はさほどのことはなかったが、
本宮大社は160段ほどあるし、
那智大社にいたっては460段もある。

私はもう心臓がバクバクいうほどしんどくて
めまいで転げ落ちるのではと
怖くなるほどだった。
友人は日頃から鍛えているので
すたこらさっさといけるので羨ましい。

ただ、たどり着いた先には本当に立派な
お社があって、
霊験あらたかな気持ちになる。
日差しが眩しく、空気が爽やかで美味しい。

熊野大社に来るのは2度目なのだが、
以前来た時は那智の滝は行けなかった。
今回は工程に組み込まれていたので、
その勇壮な滝のしぶきを浴びることができ
やはり何だか神々しいものを感じた。

熊野大社の守り神は八咫烏なので
のぼりはもちろん
おみくじやポストまで
八咫烏をモチーフにしたものがある。

友人も私も八咫烏のおみくじをひき、
それぞれ今の自分の気持ちに寄り添う
いい言葉をいただき、
心をリセットできた。

私は高野山で今年だけしか作っていないという
蓮のはなびらの形に
弘法大師様が描かれたお守りも求め、
お参りに明け暮れたツアーが無事、終了。

おみくじによれば、
私が今もっとも大切にしなければならない
言葉が「癒」だそうで
吉でも凶でもなく
自分の原点を見つめ、
日々を大切に生きなさいということらしい。

何かとあれこれ抱えて忙しい毎日。

人の3倍生きてるなんて言われて
いい気になっているけど、
歳も考え、もっと健康に留意しなさいという
教えにちがいない。

早々に忙しい日常が戻ってきてしまうけど、
ぼちぼちでんなの精神で
ほどほどを心掛けるとしよう。

そんなことに気づけた
癒しの4日間だった。
















































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