昨日は
とても爽やかなお天気に恵まれ
お茶のお稽古にも着物で出かけた。
もし雨だったらお稽古に着物は着ない。
本日23日は
終日、雨降り予報だったので
ここぞとばかり本摺りを決行した。
本摺り準備として、昨日の午前中は、
着物にアイロンをかけつつ、
本摺り用の和紙を湿し、絵具を調合した。
今朝はちょうど午前5時に目が覚めたので
そのまま起床して
ひとり静かにアトリエに籠った。
今回の本摺りは
以前、彫ってあった紫陽花をモチーフにした
小品で
昨年6月の紫陽花展に間に合わず
彫った版木のまま寝かせていた作品だ。
試し摺りは先週、とってあるので
今日は粛々と本摺りを進めるだけだ。
しかし、来週に予定されている
プロのカメラマンによる撮影までに
もう1点本摺りをしなければと考えているので
小品とはいえ無理をせず8枚和紙を準備した。
(小品だと9~10枚摺るところ)
摺りの手順は
いつも通り白っぽい雨のパートから。
今回の作品は
絵全体に雨が降っているので、
「~な雨」みたいなタイトルにしようと思う。
昨日の自分と今日の自分が
まるで別人のような1日だ。
それが私だと新しく制作したHPでも
明らかにしたばかりだけど、
自分でもその変わり身に笑えてくる。
版画家業をしている時は
陰キャなのではと勘違いされるが
実は本摺りをしながら、頭の中では
昨日の出来事を思い出しては
思い出し笑いをしたり妄想したりしているので
案外、ルンルンだったりする。
今日は何を思い出し笑いしていたかといえば、
新しく出来あがったもうひとつのHPの
制作担当の方とのやりとりで、
いろいろな要望を聞いてもらったことを
思い出していた。
大阪にいるMさん(男性)とは
実際にお目にかかることはないけど
ZOOMで繋がっていたり
電話でPC操作を教えてもらっている。
PC操作にイマイチな私の
我儘なリクエストに応えようとしてくれる
とてもいい人だ。
私はこうした制作会社の方は
総じて男性の方が優しいと感じている。
女性の担当さんは
こちらがPC操作に手間取ると
「そんなことも知らないの?」みたいな
空気を画面越しに感じることがあるが、
男性の方が丁寧かつ
あの手この手で要望に応えてくれるのだ。
昨日も新しいHPの保存して表示する件で
Mさんには
いろいろお世話になってしまった。
そんなやり取りをひとり思い出し、
ニヤニヤしながら
本摺りをする版画家。
相当、怪しい。
試し摺りの時はそんな余裕はなく、
1色1色どんな色にするのか
彩度はどうする、明度はどうすると
頭は作品のことでめいっぱいだ。
しかし、案外、本摺りは
絵具の調合は前日に済んでいるので
あとはミスなく摺ることだけを考えればいい。
なので、職人・摺り師としては
長年の経験があるので余裕があるのだ。
5時半から摺り始め、
8枚の本摺りをちょうどお昼頃摺り上げ
水張りをして、本日のミッション終了。
思っていたより、早く済んで
余裕のよっちゃんだ。
摺っている間にタイトルも閃いた。
タイトルの「~な雨」は
「優しい雨」にしようと思う。















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