2019年7月24日水曜日

孫の気分はお天気次第

 
 
 
 
毎週火曜日の孫の食事当番。
昨日も午前中に美容室を済ませ、きれいにカラーリングしてもらって、
その足で東京の長女の家に向かった。
 
いつもの日より少し早めの到着だったので、
ゆっくりお弁当を食べつつ、その日作るアイテム9品の段取りを考える。
 
先ずは煮込み時間の長いものの野菜を切る。
肉の下処理をする。
 
オーブンを使うものの下準備として、カリフラワーを茹でる。
冷めても大丈夫なものとして、きんぴらのごぼうと人参を千切りにする。
 
などなど、めまぐるしく頭を働かせ、
鍋やフライパンをどう効率よく使うか考える。
なにしろ我が家より狭いキッチンと、少ない鍋釜を上手に使わないと
台所が大変なことになる。
 
で、昨日作ったのは、
 
「鶏手羽元のトマト煮込み」
「海苔巻き卵焼き」
「サーモンの中華風ごま揚げ」
「なすとピーマンの麻婆なす」
「アスパラとえのきの豚巻き」
「カリフラワーのグラタン」
「ブラウンマッシュルームのポタージュスープ」
「きんぴらごぼう」
「はんぺんのチーズサンド焼」
以上の9品。
 
あまり2歳児を意識したメニューではないが、
最近は大人っぽい味でも食べてくれるので、
塩加減だけ気をつけて、あとは花胡椒やタイムなどのスパイスも
使い放題使ってしまう。
 
5時半過ぎ、孫を保育園まで迎えにいくと、
私の顔を見るなり、ニコニコし、作業中のレゴなどを見せびらかす。
それを褒め、お帰りの仕度をし、
お手々をつないで、あっちこっち寄り道しながら帰宅。
玄関先で靴を脱ぎ、靴下も脱ぐ。
洗面所で手洗いうがいを済ませる。
 
ここまでが2歳児の決めたルーティンワークだ。
 
ルーティンワークだからといって、
さほど強いこだわりがあるわけではないので、ごねたりはせず、
途中でアリさんだのダンゴムシさんだのを確認し、
クリーニング屋さんのおばちゃんに手を振り、
ちょっと蛇口の水の出が多くなったといっては、
きゃっきゃと楽しそうにしている。
 
そして、次は自分の椅子によじ登り、
ずらり並んだご飯を眺め渡し、
さあ、食べるわよ!とばかりに「スプーンちょうだい」とせがむ。
 
「どれからいく?」と尋ねると、
必ず焼き色のついたチーズを指さし、
グラタンやラザニアなどからいこうとする。
カロリーの高いものが一番好きみたいだ。
 
昨日も
「カリフラワーのグラタン」のチーズ中心。カリフラワー少し。
 
「鶏手羽元のトマト煮込み」のジャガイモ、大豆、人参、トマト。
とにかく大豆が好きなので、スプーンに大豆とともに他のものものせ、
一緒に食べるよう仕向ける。
 
「海苔巻き卵焼き」2個
3個目はママのだといって引き留めた。
 
「ブラウンマッシュルームのポタージュスープ」のスープだけ。
 
「サーモンの中華風ごま揚げ」ひとつ。
 
「はんぺんのチーズはさみ焼き」少し。
パンだと思ったみたいで、「パンみたいね」と言いながら、
味は想像と違ったみたいで、
後半は指でつついておしまい。
 
と、こんな感じ。
 
ご機嫌も麗しく、
「写真を撮るからいいお顔~!」と頼むと
最初は2枚目のおすまし顔をしてくれた。
 
まあまあ毎週こんな調子で、
さほど無理難題も言わず、
よく食べ、よく笑う。
 
手のかからない孫娘、2歳1ヶ月である。
 
しかし、時折、
そんな孫娘も食欲がない時もある。
 
先週などはその典型。
手足口病の病み上がりだということもあってか、
毎日、雨ばかりで低気圧のせいか、
10品も作ったのに、大して食べずにがっかり。
 
まあ、元気な孫も病気と低気圧には勝てないというところか。
 
 
 
上の写真は先週のご飯。
貧血気味の長女のために、
ひじきの煮物とレバーの甘辛煮を作って持ち込み、
あれこれ作ったのに「あ~あ」
 
しかも、長女は大のレバー嫌い。
先週、私の前ではひとつも食べなかった
(後日、1日1欠、計4個食べたらしいが・・・)
 
やっぱり、ご飯は食べる人の「美味しい!」のひと言に支えられて
作っていると実感したのであった。

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