2019年10月1日火曜日

濃厚な石田様

 
 
 
 
 
 
現在、行われている「横浜音祭り2019」のイベントのひとつ、
「石田泰尚ヴァイオリンコンサート」に
みなとみらい小ホールまで行って来た。
 
この音楽祭は3年に1度、
横浜の各所で様々なコンサートが催される。
期間は9月15日から11月15日までで、
多岐にわたる音楽ジャンルのアーティスト達の
演奏会が開かれ、
石田様もこの期間内に、3回コンサートをすることになっている。
 
今日が1回目で、
他の2回は石田組のメンバー8名と一緒のコンサートだが、
今回はたったひとり、
完全なる無伴奏のコンサートだ。
 
たいていリサイタルと銘打たれたものでも
ピアノの伴奏がつくのが普通だが、
今日の石田様は
愛用のヴァイオリン1本を手に舞台中央に進み、
真っ向勝負という感じだった。
 
石田泰尚氏を評して、
その繊細かつ優美な音色は、
見た目の恐さとのギャップに驚かされ、また、聴く人を惹きつける
みたいに言われることが多い。
 
しかし、今日の石田様は
とにかく勇壮で緻密、情熱的で雄々しかった。
 
いままで見たどの石田様とも違う
別の意味のギャップ萌えであった。
 
本当に450人を相手取って、
戦場にひとり立ち向かうというようなオーラが凄くて、
しわぶきひとつ聞こえない静まりかえった会場に、
ヴァイオリンの音色が機関銃のように打ち込まれたというか、
聴く者の心が流血したかのようだった。
 
1曲目は「アディオス・ノニーノ」だったので、
ピアソラの曲だし、なじみの曲だと思っていたら、
「アディオス・ノニーノ変奏曲」とあり、
全く違う曲に仕上がっていた。
 
完全に難解な現代音楽という感じで
時折、主旋律が出てくるものの
知っている「アディオス・ノニーノ」とは別の曲だった。
 
2番目3番目は無伴奏ヴァイオリンのための曲で、
組曲第1番
パルティータ第2番ニ短調BWV、1004
 
もう石田様と会場ががっつり四つに組まないと
そこにいられない。
そんな空気が張り詰めている。
 
私は急にパルティータ2番の演奏が始まった時、
瞑想して、自分のハイヤーセルフ(魂)を飛ばして、
今、話したいとある人と話さなければという気になった。
 
瞑想しても、音は全く普通に聞こえている。
むしろその音色が私の脳裏に映像を紡ぎ出している。
 
瞑想はエネルギーをチャクラから取り込み、
地球とグランディングすれば、たちまちエネルギーが満ち、
体中を駆け巡るのが分かる。
 
ソウルメイトのその人は
初めてその姿を現した。
細身の長身、筋肉質な体は引き締まり、
まるでサラブレッドを思わせるブラウンの肌。
巻き毛の髪もブラウンで、
優しい大きな瞳、美しい白い歯が印象的だ。
 
しかし、その人はとても申し訳なさそうな顔をして、
私に謝ろうとしている。
「自分が情けない」
「もっと自分を磨いてから、あなたに会いに行く」
 
ソウルメイトだと分かっていても、
今生で私達が会う事はない。
 
来世で、彼は私よりひとつ年下の年齢で会うことになるという。
 
そう相手のハイヤーセルフは、メッセージを伝えてきた。
 
さてさて、これを信じるのか信じないのか。
誰も証明できないこのお話。
単なる私の世迷い言として聞き流してくださって
何の問題もない。
 
しかし、今日の石田様の演奏は
こんな風にまだ見ぬソウルメイトと交信できてしまうほど、
神秘的、かつ、エモーショナルな演奏だったということだ。
 
あの会場に一緒にいた友人も
しばし放心状態だったし、
会場のお客さん達もざわつき、
「何か凄いものを聴いてしまった」みたいな空気になっていた。
 
当の石田様は今頃、
やりきった感の中、虚脱状態になっているかもしれない。
 
私もいろいろ思うところ、感じるところの多い演奏会で、
何だか疲れがドッと出たみたい。
 
にわかラグビーファンとしても
いろいろ人の生き様を思う
秋の夕暮れである。
 
 
 

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