2024年7月9日火曜日

猛暑 再びの餃子

 















本日のミッションは
午前中にカウンセリングを1本、
午後は電車で移動して娘宅でのばぁばご飯。

ここのところ猛暑日が続いていて
横浜より、内陸の東京は更に暑いので大変だ。

今日は長女は在宅勤務だったので、
家の中でショートパンツにタンクトップで
自室でパソコンに向かっていた。

私の方は、カウンセラー業では、
ショートパンツというわけにもいかず、
それなりの恰好で出歩いているので
ますます暑さが身にこたえる。

娘の家に着いて、まずランチをとりながら
娘と孫たちの近況報告を聴き、
ひと心地着いたところでキッチンに立つ。

本日のメニューは、前回、着た時から
リクエストされていた餃子がメインだ。

「夏はやっぱり餃子よね」と
少し前にもリクエストに応えたはずだが
お構いなしに餃子、餃子と連呼してくる。

わが家の餃子は
以前にも書いた通り材料に
ひき肉・ニラ・白菜・長ネギ・人参・生シイタケ
という野菜たっぷり肉ぎっしりの
完全食だし、大判の餃子の皮を使っているので
これをいくつか食べれば
それで十分栄養は採れるという一品だ。

もちろん他にもリクエストはたくさんあるので
まずはミネストローネの野菜を切り
鶏の手羽元の下味をつけるところから始まり
最後の最後に餃子を焼くという
段取りで時間配分した。

夕方5時半、孫1号が帰宅し、
開口一番「また歯が抜けたんだよ」と
互い違いに抜けた前歯を見せてくれた。

次に、小学1年生の孫1号は
学校で配布されたタブレットを
ランドセルから取り出すと、
今度はタブレットを操作して
「この前のオーママのご飯、写真に撮って
ハートマークつけたから、すぐ出てくるよ」
と、お気に入りの頁に保存した
3枚の写真を開いてみせた。

「じゃあ、今日のも写真に撮って」と頼むと
「オッケー」と椅子に乗り、
俯瞰の構図で撮ってくれた。

こんな風に1年生になった途端に
タブレットやら品川区配布のミニケータイやら
イマドキの機器を軽々とあやつり
生活の必需品にしていくわけだがら
子どもは自然にネット環境に順応するわけだと
感心しきり。

入れ違いに孫2号を保育園に迎えに行った
娘が帰宅すると
手洗いうがいとお着換えの後は
お待ちかねの餃子の実食タイムだ。

娘も「餃子にはビールでしょ」と
冷蔵庫から好みの銘柄を取り出した。
テレビのCMかのような食卓風景。

この家の
誰もが美味しいと思っているオーママの餃子。
完全に我が家のソウルフードだと思う。

帰り道、京急線は高架の上を走っているせいか
遠くまで見通せる場所が多いのだが、
見たこともない夕景が広がっていた。

今まさに太陽が沈もうとしている
ほんのひととき
青の色合いを藍色に深めていく空に
太陽のオレンジ色が
惜しむように光の帯を放っていた。

雲の合間から天使のはしごが
放射状に射す光景は何度も見たことがあるが
今日の空のドラマチックな情景は
初めて観たような感動があった。

帰宅を急ぐ車内の人々は
みんなスマホに目を落とし
空の色など気にもかけていなかったけど、
私はこっそり空の写真を撮った。

日々の忙しさの中で
こうしたものに出会えたことに
今日は何か意味を見出したくなるような
美しい瞬間だった。

























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