2025年7月20日日曜日

我が家のうなぎ飯

 







ひと夏に2~3回しか買わない鰻の蒲焼。
今年は少しお安いとかいうが
それでもちょっと躊躇するお値段だ。

スーパーで買ってくる鰻は
すでに焼いてたれがつけてある。
それを冷凍した状態で売っていることが多い。

さて、それを買ってきてどう食卓に出すのか。
ただ解凍しただただけではもろん美味しくない。
レンチンする人も多いかもしれないが
これもヘタをすると身が固くなる。

ここでひとつ私のうな丼の作り方をご紹介しよう。

まず、鰻は別にたれも一緒に買ってくること。

<鰻の蒲焼の温め方>
①最初に、たれ付きの蒲焼を流水で洗う
②フライパンに1cm弱の水を入れ、
鰻を寝かせて少し煮るというか温める
③別口で買ってきたたれを加え、更に温める
④器に温かいご飯を盛り、ご飯にたれをかける
⑤ふたつに切った鰻をご飯にのせ、たれをかける

この方法が一番鰻をふっくらさせることができる。

今回はけっこう大振りの鰻だったので
2尾のしっぽの方を少し切り、
う巻きも作ることにした。

う巻きのたまごは3つ使用し、
味付けは白だしと砂糖。
しそも敷くことで香りもいいし
彩も美しくなる。

<う巻きの作り方>
①卵を半量卵焼き器かフライパンに流し入れ、
箸で卵液をかき混ぜる
②全体が半熟になったらしそを3~4枚敷く
③その上に鰻をのせ、卵をかぶせながら
何回か卵液を加え、ロール型に焼く
④巻きすにとり荒熱をとってから切り分ける

鰻に合わせるお吸い物は肝吸いと
相場は決まっているが、
我が家では野菜不足を補うために
とうがんのスープを作ることにしている。

とうがんのスープは薬膳スープ系の味付けで
冬瓜、鶏もも肉、竹の子、しいたけが具材で
ショウガのスライスを沢山入れると
いかにも体によさそうなスープになる。

あとは、さっぱり酢の物が合うと思うので、
きゅうりとわかめと太めのちくわの酢の物。
白ごまも散らしている。

これに、ししとうをさっとあぶったものを添え、
ちょっと料亭のようなうなぎ飯の完成だ。

気を付けているのは
味のバランス。

鰻の甘みの効いたたれに対し、
ショウガたっぷりの中華スープの味と
酢の物の酸っぱさは
それぞれ引き立て合う味だと思う。

う巻きにしそを入れることで
出汁巻き卵にしその香りが加わり、
とても手が込んだ日本料理のように感じられる。

この程度の手間なら
猛暑日の夕方でも大相撲横目に
作ることができた。

鰻がメインなので
そこを失敗してしまうと
「あ~あ、あんなに高かったのに…」と
がっかりすることになるので、
この方法を、是非、お試しあれ。

きっと鰻専門店の味になるはずだから!!











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